【感想・ネタバレ】成り代わり花嫁の甘やかな憂鬱のレビュー

あらすじ

自分を、『エミリア』を……ここでは殺して生きていくのよ



小国セザールの美しき双子の王女、ティアナとエミリア。

長く恐れてきた他国の侵略から国を守るため、セザールの王女は大国ファルジルックの王太子と婚姻を結ぶことになる。

しかし姉のティアナは生まれつき身体が弱く、嫁ぎに行けるほど体調が安定していなかった。

そこで、姉に成り代わり、妹のエミリアがファルジルックに出向くことになったのだが、そこでエミリアを待っていたのは、初恋の相手ゲルト・ヴァレンシュタインだった。

ティアナの『身代わり』として姉に成り代わり、自分の気持ちを葬る決意をしたエミリアの切ない恋の結末は……──。

本編完結後のエミリアとゲルトの数年後の姿を特別書き下ろしを収録!

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モヤモヤ

身代わりモノが好きでよく読むのですがモヤモヤ感が残りました。
病弱な姉の代わりに他国との政略結婚に臨む、その政略結婚相手が以前一目惚れしたヒーローで行く行くは姉と代わるつもりのヒロインは失恋決定で辛く落ち込む。ストーリーとしては理解できます。
しかしヒロインの行動が謎だらけです。「病弱な姉」の代わりなのに馬に乗ると言ってみたり、料理でお菓子作りをよくすると言ってみたりちぐはぐです。自国にいるときも身代わりなのでお転婆にはならないように、と言われていたのにすぐに乗馬って呆れます。ヒーローもヒロインが第2王女と驚いていたけど他国にも届くほど美人な双子、しかし外見は伏せられてると冒頭にありましたよ?下調べ不足では?あとやたらとしつこくヒロインが海賊に襲われる理由が全くないのに襲われすぎ。ちょいちょい突っ込みどころが満載なストーリーでした。

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2022年02月08日

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