【感想・ネタバレ】こんな時代だからこそ学びたい 松下幸之助の神言葉50のレビュー

あらすじ

「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助。
その側で、23年間にわたり仕事に携わってきた
著者の経験から学んだ経営の厳しさと妙味。
松下翁からの聞き書きの形を借り、いまの時代だからこそ
聞きたい「経営のコツ」を問わず語る。

●冷静な判断、そして、情を添える
●夢を求めて生きる
●明確な方針をうちだす
●命をかけて方針を決める
●考え抜いて、使命感を持つ
●聞く心を持つ
●水道哲学を堅持する
●個性を発揮させる
●ひとつの物差しだけで考えない
●部下の話に耳を傾ける
●まず働くことの大切さを知る
●心を許して遊ばない
●熱意が成功をもたらす
●自然の理法を生成発展ととらえる
●自然の理法に従う
●責任者には三つの責任がある
●権威を保つ
●部下はその本質をほめて育てる
●自分は凡人であると思う
●時代に合った事業をする
●ガラス張りの経営をする
●公に尽くす心を求める
●とにかく訴える
●朝会の効果を知る
●目に見える要因と見えない要因を考慮する
●自然の理法を判断基準にする
●素直である
●宇宙根源の力を認識する
●人間は偉大な存在だと考える
●人間観を持つ
●人間のための政治を求める
●日本を、無税国家にする
●新しい国土を創る
●日本としての方針、国是をつくる
●新しい政治家を育てる
●明日から今日を考える
●叱り叱られのコツを知る
●運が九〇パーセントと知る
●努力が大事である
●決断は正しく速くする
●経営者は迅速である
●誠実である
●一商人としての心がけを持つ
●会社の中に不安定な部分を創る
●聞き役を持つ
●直言をしてくれる人を大事にする
●後継者は謙虚であれ
●衆知を集める
●主座を保つ
●和を尊ぶ
●反省と感謝を忘れない
************

この書は「如是我聞」であります。
「かくの如くに、われ聞けり」であります。
申し上げるまでもありませんが、
本書はその経営者が自身で書いたものでも、
また語ったものをそのまま綴ったものでもありません。
その時々に私に語ってくれたことを、
私なりに聞き理解した内容を、自分なりの解釈で、
その経営者が問わず語りで思いつくままに
話を展開しているような設定でまとめたものであります。
でありますから、本書は私個人の経営論とも
申すべきものでありましょう。
それだけに意の、必ずしも尽くしきれていないところ、
前後しているところ、咀嚼足らざるところも多々ありますが、
ご賢察頂ければ幸甚であります。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

Posted by ブクログ

初めは抵抗を感じた内容もあったけど、理由を読むと、確かにと納得させられる一貫性を感じもした。

松下の意見に対して、私は異なる意見を持つが、松下の人間観はある意味で一貫している。
では、私の人間観の一貫性はどこにある?
自分という存在を広く人間という大きな括りで捉える(→松下の人間観)か、自分1人という単位で自分を捉えるか??いや、でもそうすると、自分と自分以外の人間は違うということになり、「人間観」といえなくなる。
となると、そもそも「人間観」という括りが、松下と私では異なるのか?例えば私は「生命観」?
私の方が広いのか…?狭いような気もする…。などとぐるぐる考えを巡らせていた。

経営の神様と言われているが、ただただ時代に合っていただけだと思う側面は否定できない。現代のように多様性が広がっておらず、画一的で、短期的な人間幸福の追求で許されていたその時代に。どれも思考が短期的であるように感じた。
一方で、こうも思う。そんな時代に即応する思想を持ち、また思想を即応していけたからこそあれだけ成功できたのだと。
けど、それは日本という国の、高度経済成長期というある一定の期間という、ある種のガラパゴス状態に順応しすぎた結果である。
それを松下電機、パナソニックという会社の成長という結果だけを持って、神様だともてはやし、多くの経営者が参考にしてしまったことが、今の日本の多くの企業が、今のグローバル化した世界に、多様化した時代に順応しきれないことに大きくつながっている部分はあると思う。

0
2026年06月21日

「ビジネス・経済」ランキング