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作中の母親と自分の母親がすごく似ていてびっくりした。だからこそ読んでいてちょっとしんどかったし、似たような境遇だったので、こういう人間は世の中に一定数いて、同じような人生歩んでいるのかもしれないと思いゾッとした。こんな母親にはなりたくない。方言が独特で、作中に野良犬のいる港が出てきたことから都市部の方ではないと思うが、田舎という小さな世界であることもこの地獄を産んだ一因だと思う。
母に愛されたい呪い
服を選んだだけでセンスがないと嘲笑い服を買ってくれない
指遊びをしたら気持ち悪いと馬鹿にする
家ではゴキブリやネズミがわくレベルのゴミ屋敷。
こどもがお腹を空かせても毎日放置する(ネグレクト)
父親もほとんど家を空けて無関心。会社のイベントで職場の人達がいる前でいい父親ヅラして後は知らんぷり。
両親の離婚の原因は最後までわからずじまい。
母親の再婚相手が性的虐待してきても母親は全く気づかない
なぜこんなクズと再婚したのか。
結婚後に挨拶したら身体的なこと、家事のスキルなど作者を馬鹿にして笑いをとってくる
母親が酷すぎるのに本の最後の最後まで作者が母を一言も言い返すこともブロックすることもできず、読んでてスカッとしなかった。スカッとする結末を求めていないがモヤモヤしか残らない。後味が悪い。他の人が母親や継父の悪口を言えばまだ救いはあったが何もない。
他の方が同じ事考えてないか、せめて母親への批判がないかネットでの感想を探しても見当たらないのでスッキリしない。ブログで生き別れの父親から電話が来た件をみたら余計作者にイライラした。電話をシカトしたあげく、何も言えない私可哀相。そう感じる
母に愛されたくて我慢してきたが、
どんなに酷いことを強いられても縁を切りたくても
切れない呪い。
毒親から完全に断ち切って幸せを掴んだ話でなく
毒親の呪いから逃れられない機能不全家族の悲しい実態として読まないと黒い感情が心に残って終わる
せめて作者が、これからも旦那さんと3人のこどもと仲良く末永く幸せに暮らしていってほしい。