あらすじ
三度目のループで、伝説のもふもふ炎虎・リュウホや金龍と出会った皇女アンゲリーナ。冷酷皇帝と恐れられていた父親フェイロンからも溺愛され、楽しい日々を過ごしていた。そんな中、兄キリルの誕生日祝賀会に各国から人が訪れ、北辰宮は二週間ほどお祭り騒ぎに!そこでアンゲリーナは女装していたアンダ国の王子・ヒサメに出会い、女の子と勘違いしたまま仲良くなるが……思わぬ恋敵出現で、リュウホは嫉妬しまくり!? ついには、ヒサメが求婚まで――!? 「小説家になろう」発、大人気もふキュン溺愛ストーリー!
...続きを読む感情タグBEST3
登場人物達の心情がよく分かる。
今回はとても穏やかな感じで物語が進みました。
その分、登場人物達の心の揺れ動く様子や成長が細やかに描かれていて良かったです。
リュウホは凄く自然体で精神はまだまだ子供です。まぁ実際子供なんですけど。そんなリュウホが大好きなリーナへの独占欲という気持ちを持て余しながら少しずつ成長していくのが可愛いです。ヒサメというライバルが現れた事によって人としてある事、炎虎としてある事の違いを少し理解したのが大きな成長ですね。リュウホがこの先どんな決断を下すのか見守りたいです。
ヒサメは臆病だけど芯は凄く強くてリーナに出会えた事で大きく成長出来たんじゃないですかね。ヒサメの成長も楽しみです。
もちろん今後、リーナがどんな人達と出会い成長して幸せになっていくのかが楽しみです。でも父様とキリル兄様のデロデロな溺愛は止まる事を知りません。笑
凄く幸せな事でもあるし困った事にもなりそうな予感。
Posted by ブクログ
1が良かったので2も読んでみた。
1で不幸は終わっているので、父と兄もモフモフなリュウホと金龍に愛されるだけの安心できるお話だった。
アンゲリーナを愛する主要な3人の心の動きや葛藤が今回はメインだったので3への布石かな?
不器用な愛情表現で時々リーナとうまく関係を深められない父、リーナを愛しつつも自分には向けられなかった父の愛に時々不安と嫉妬をおぼえてしまう兄、ずっと一緒にいたいのに炎虎のままがいいのか人間になるのが良いのか決められないまま不安な気持ちのリュウホ、3人の愛をただ享受するだけでなく素直に愛を返すリーナの成長も見ることができた。
劇的な事件はなかったけれど、4人の関係が強固になり、もう不幸は事は起きなさそうと安心できる2だった。
新登場のヒサメにより、3人との関係も次の巻では変化していくのかな?続きが気になる。出るよね?