【感想・ネタバレ】未来のレビュー

あらすじ

「こんにちは、章子。私は20年後のあなた、30歳の章子です。あなたはきっと、これはだれかのイタズラではないかと思っているはず。だけど、これは本物の未来からの手紙なのです」

ある日突然、少女に届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという──。
家にも学校にも居場所のない、追い詰められた子どもたちに待つ未来とは!?

デビュー作『告白』から10年、新たなる代表作の誕生!

※映画『未来』は2026年5月8日公開(出演:黒島結菜・北川景子/監督:瀬々敬久)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に良かった、読み終わったあとしばらく放心してしまった。
いじめや虐待の内容や、視点人物たちが強迫観念に囚われて認知が歪んでいく様子は湊かなえ節で内容がえげつなかったが、それでも読み進める手が止まらなかったのは、登場人物たちが余すところなくみんな魅力的だったからだろう。
どうしようもないクズにも心に残るような人間性があったし、視点人物に手を差し伸べてくれる真摯で優しい人たちの言葉は、絶望的な物語の中で時々あらわれる灯りのようだった。
文章全体が、視点人物になった人たちが、行動しよう、語ろうとして紡がれる言葉である気がして没入して一気読みしてしまった。
好きな登場人物は原田くんと森本誠一郎。
追記:うわー早坂と森本は誠の字が共通してるのか……

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貧困、家庭内暴力、性的暴力、売春などの社会問題を描きつつ、それぞれの登場人物が未来を進むストーリーになっていますが、唯一ハッピーエンドなのは、未来からの手紙を書いた先生のみと言う所にも、湊かなえさんの嫌ミス要素が感じられた。章子と亜里沙には、殺人を犯す以外の未来を選んで欲しかったなと思う。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人と人形の2面生を持つ母文乃と
優しい父良太の両親を持つ
10歳の佐伯章子は
20年後の自分だという差出人から"未来は希望に満ち溢れている"と言った内容の手紙が届く
(父親が篠原先生が両親から捨てられ祖母に育てられた過去の話を聞き、章子に未来ある内容で手紙を書いて欲しいと頼んで書かれたもの。亜里沙にも同様の手紙を送っていた)

担任の篠原真唯子は、大学時代のお金がなかった時にしていたアダルトなバイトがバレて他校へ移動

章子の父、良太が胃がんで無くなり母の文乃が人形状態になっていた
そんな中次の担任になった林優人は文乃の心療内科へ付き添うにつれ恋心を抱くようになる
それが保護者の間で問題になり教師を退任する

文乃が働くようになって出会った
シェフの早坂誠司は独立しhayasakaと言うイタリアンをオープンする

章子の小学校の同級生、いじめっ子の実里の家族がやってきて早坂と揉め
hayasakaが章子の家だと知った実里は章子へ嫌がらせをし章子は不登校になる

悪い噂が立ち経営破綻に陥ると早坂は章子へ暴力を振るうようになる。

章子の担任だった林優人は早坂と文乃の仲を嫉妬しhayasakaを放火

やがて章子は同じく不登校の小学校の同級生亜里沙とつるむようになる

亜里沙の幼なじみで先輩智恵理さんと出会い、
智恵理さんの二面性を知った章子は自分の母と似ていると思い始める

智恵理さんは義理の父から性的暴力を受け
章子の母文乃と同じ様、兄と父の寝ている間に放火をした

亜里沙の美少年の弟健斗が自殺をした。
その原因を辿っていくと
早坂と、一緒に働いていた亜里沙の実の父が
弟を売春していたのだと知る
母文乃もその手伝いをさせられていたと知ると
章子は早坂を、亜里沙は父親をニコチンで殺害する計画を立てる

最後の思い出にドリームランドへ2人で向かうも同様に未来から明るい内容の手紙が届いていた事を知り、周りに助けを求めようと決意する

父良太の半生
高校時代森本誠一郎と出会う
父、森本総一郎が妹の真珠を犯している現場に遭遇
その結果真珠は心を閉ざし人形になってしまう

どうにもすることが出来ず誠一郎も良太に真珠を売春させたりしていた
真珠のために父親と自分が居なくなればいい
そう考えた誠一郎は良太に放火をお願いする

やがて誠一郎が居ることをしらず父親のみを殺すのだと思った良太は森本家を放火

その後誠一郎の妹真珠が良太をかばい
自ら放火を自首した

真珠は名前を変え佐伯文乃へ
5年後良太と再開し冒頭へ続く


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2026年08月24日

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