【感想・ネタバレ】自治体監査の12か月のレビュー

馬場伸一

年間の実務の流れと知識が自然と身につく入門書！

＊1年の業務を大まかに月別のスケジュールとして示し、その実務を解説。
＊各月の冒頭に、今、何を準備し、何をするのかをまとめてあり、仕事がイメージできる
＊実務の解説のなかで、重要な項目について解説を加えた実践で役立つ内容。
＊監査に役立つ知識や実務のコツ、ウラ話まで多様なコラムが満載

――仕事の不具合を正し、業務プロセスに潜むリスクを検知し、業務を改善する監査の仕事は、自治体組織の健康な運営のためにますます重要度を増してきます。その実務を経験豊富な著者がわかりやすく説明します。

[ブクログ · ★★★★★]

馬場さんの講義は大変わかりやすく、自治体監査のあるべき姿を示してくれるため、監査委員事務局に配属された人は、研修の機会が有れば絶対行ったほうがいい！と思っていたのだけど、この本は、その講義を聞いているように感じられる内容でした。具体的でユーモアもあり、監査は楽しい、と言い切るところが良いです。実際こんな監査が出来たらいいな、と思う。