あらすじ
ワシントンDCにやってきた「暗号クラブ」の4人は、国際スパイ博物館で、あやしい男に尾行されていることに気づく。さらに、クラスメイトのマットが行方不明に! 4人は謎を解いて、マットを救えるか。
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Posted by ブクログ
暗号を解きながら読もう!
6年生のコーディたち4人は、暗号クラブのメンバーで、なぞ解きが大好き。いろんな暗号を使って会話もする。ある日、ワシントンで謎解きをしながら観光名所をめぐるゲームに取り組んでいると、クラスメートが行方不明になった。彼はどこにいった? コーディをびこうしているあやしげな男も現れて……。男の正体は? コーディたちといっしょに暗号を解きながら、この事件を解決しよう!
「新聞の真ん中には、穴が開いていた。全ページを貫通する、小さなのぞき穴が。」P130
「暗号クラブの行くところには、かならず謎が待ち受けている。」P238
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ある4年生の、2学期ベスト本(シリーズ)。
この本が、手話や暗号を覚えるきっかけとなったとのこと。
判じ絵、ビッグペン暗号、大字と数字転換暗号、モールス信号、手旗信号、うずまき暗号など、多種多様な暗号が出てきて、そうした暗号を解きながら読み進めていくしかけが楽しい。立ち止まって暗号を解いてから先に進むこともできるし、自分で解かずに巻末の解答ページを見てスラスラ読み進めることもできる。
暗号を解きながらワシントンの観光名所を巡るゲームに、コーディたちと一緒に参加している気分になって、暗号解きと観光旅行の両方が味わえちゃう。行方不明になったクラスメート、あやしげな男など、暗号以外の「謎」も、最後まで読み手をスリルとともに楽しませてくれる。結末にもう少し意外性がほしかったが、子どもが夢中になるのがわかる作品だった。
Posted by ブクログ
・この本は、これまでたくさんの事件をかいけつしてきた四人に、新しい暗号クラブのメンバーが加わって、とてもどきどきします。スパイがだれなのか、行方不明のクラスメイトはどこなのか、とても楽しいです。
・この本は、5人の少年や少女がたくさんの暗号をときながら、たくさんのことをしていく物語です。と中で、みんなで考えたりして、とてもおもしろい本です。