あらすじ
2013年刊行書籍の増補改訂版。ペットとの死別という避けがたい出来事が、飼い主に深刻な影響を与えるケースが増加しています。著者の横田晴正氏は、ペットのお坊さんとして葬儀、火葬、供養、パラカウンセリングを行なっています。その活動が「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ)で特集され、大きな反響を呼びました。コロナ禍の外出自粛や在宅率の増加などで、ペット依存度が高まり、精神的な不安を抱える人も多い。ペットロスに悩む多くの人に心のよりどころとして本書を手に取って欲しい。
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Posted by ブクログ
ペットとの「出逢い」や「別れ」が優しい語り口で書かれています。
我が子や自分自身に置き替えて読み進めていくと涙が溢れてきますが、文章のひとことひとことが心に染み込んで自分の気持ちが整理され形づくられていきます。
★以下心に残った文章
『ペットたちはあなたを悲しませるために、また苦しめるために亡くなったわけではなく、あなたと一緒にいることが幸せであったから命の尽きるときまで側にいてくれたのです。』
『人は愛する者を喪っても自らの心の整理をしてやがて立ち直ることができる力を持っています。』
Posted by ブクログ
亡くなった愛犬のこと、犬のことがもっともっと愛おしくなりました。
ペットとの別れはいろんな形で訪れます。そんなペットロスの人一人一人に寄り添ってくれる本だと思います。
もちろん、読んでいる間は苦しくて辛くて涙が止まりません。息ができないくらい泣きました。
愛犬のことが愛おしくて、会いたくて会いたくてたまらなくなります。
でも、その分、大切な家族を亡くしたその後を支えてくれる言葉がたくさんありました。
定められた命の期限を知っていたから、私といる時、いつも全力で愛をくれたんだね。ありがとう。また逢えるよね。