あらすじ
既存の価値観、古い常識、全部疑ってみよう。
問題設定と解決策は、すべてここからはじまる!
元マイクロソフト伝説のマネジャーが
新時代の働き方、生き方、
ビジネススキルを提案する1冊!
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「なにか引っかかるな……」
「どうしてこうなるのだろう?」
世間の「あたりまえ」に対して疑問を持ったとき、
あなたはすでにおおいなる成長への一歩を踏み出しています。
この事実を、まずは共有しておきたいと思います。
「なぜそんなこともわからないんだ?」
「そんなことは常識だろう」
と怒られることもあるでしょう。
そんなとき、「失敗した」と思って、つい落ち込んでしまいがちですが、
僕に言わせればまったくちがいます。
「あたりまえ」に対して疑問を持つ
↓
一歩前へ進んだと考える
「あたりまえ」という思い込みに疑問を感じること。
それは、自分が変わっていく過程において、重要なシグナルなのです。
だから勇気を出して、あなたのなかに生まれた疑問を
大切にしなければなりません。
そんな自信と勇気を持つ方法についても、書きました。
本書に通底するメッセージはこれです。
常識に縛られたら、思考は停止する
本書は『あたりまえを疑う。』というタイトルで、
2018年11月に発刊されました。
その後、新型コロナウイルスが出現し、
社会も個人も急激な変化を強いられました。
僕たちのもとに、突然、「あたりまえ」の呪縛から
解き放たれるタイミングが訪れたのです。
だからこそ、「いま、ここから、はじめよう」という気持ちを込めて、
装いを新たに再刊しました。
思い込みを捨て、自分の頭で自由に思考し、
少しずつ行動に変えていきましょう。
そうすれば、あなたの人生はぐんぐん輝きを増していくはずです。
一歩足を踏み出すだけでも、結果はまったく変わっていきます。
世間で「あたりまえ」とされる常識や正解を探すのではなく、
あなただけの真の人生を探す旅へ──。
さあ、いまこそ「疑う」からはじめましょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・「具体」とは、仕事を抽象化したうえで初めて成り立つ作業。どれだけ「具体的」に動こうとしても、本質をつかみ損ねたままでいると、まったく価値を生み出せない仕事になる
・結果を出せるビジネスパーソンに共通しているのは、「未来志向」を持っていること。過去に学ぶ必要はありますが、過去の出来事そのものが変わることはありません。過去に起きたことに一生懸命時間を使うのは、とてつもなく無駄なこと
・他人と時間の貸し借りをする。自分が得意なことを着実に行いながら、同じように他の人にも得意なことをしてもらい、ともに突っ走れる仲間を増やしていく
・時間とは、喜びとともに消費するもの。自分にとって苦痛な時間をどれだけ取り除くことができるか
・自分が言いたいことが、相手が聞きたいことではない
・うまくいくプレゼンの要諦は、聞き手に「行動してもらおう」、さらには「ハッピーになってもらおう」と考えることが最も大切なこと
・相手が満足している時は「相手が求めていること」や「気づけていない情報」を話せていた。相手の「期待」や「興味」に意識を向ける
・事実を説明すると、競合を想起してしまう。体験を話すとハッピーを伝えることができる
・価値=多くの人に伝える力。自分が属する会社や業界にとどまらず、「外の世界」とコミュニケーションすること。専門知識を持つ人はたくさんいますし、上には上がいます。しかし、ある程度の専門知識を持ちながら、それを多くの人にうまく説明できる人はとても少ない。知らない人がいる領域を味方につける能力があるほうが、はるかに市場での価値が上がります
・大事なことはミスした時に自責で考えられるかどうか。困ったり弱ったりしたら、どんどんアウトプットして助けを求めましょう
・他人より絶対的に優れたところがなくても、3つ以上の、いわば「小さな自信」をかけ合わせればいい
・人がハッピーになるような方向への気づきを与えること
Posted by ブクログ
「疑う」とは、既存の枠組みを守らなければいけないという固定観念を無くしてくれる言葉だと感じました。
もっと自由に考えて、もっと自由な方法を選んで行動して良いのだと思わせてくれる1冊です。
Posted by ブクログ
読んでいてデジャブ感があると思ったら、先に出版されていた「あたりまえを疑え」を加筆修正したものだった。
とは言え前回読んだのが1年前だったので、この1年間、自分の中で貫けた部分、折れそうになっていた部分を振り返りながら楽しく読めた。
「人の人生の時間は有限である」に始まり、「『自己表現』のための仕事は良いけど、『自己犠牲』の仕事はダメ」で終わる、多くの人が総論同意の内容だと思う。
現実での各論に振り回されて疲弊した人におすすめ。
Posted by ブクログ
個人的に好きな澤さん本。
具体的な手段というよりはマインドの話が中心です。
相変わらず共感する部分は多いらしく、自分的付箋ポイントは多めでした。
Posted by ブクログ
人生には終わりあり
マネジメントは管理ではない
失敗は次のアクションに繋げよ
他人より得意なことを三つ持つ
マネジメントの役割にモヤモヤしていた私にとって迷いが晴れる本でした。
判断してアクションに繋げよ。
Posted by ブクログ
❝自分がやるとかえって時間のかかる優先順位の低いタスクは、迷わずアウトソーシングする。❞
――chapter01 時間を疑う
時間は有限で貴重なものと納得できれば、それが本当に自分のやるべきタスクかどうか疑うことができる。
Posted by ブクログ
オーディブルで聴いたもの。
最近感じている思考や考え方について、よりよく考える術を教えてくれる本だと思った。
時間の無駄に対する抵抗感をつけること
自分の人生を他人に決めさせない
など大切な考え方を教えてくれた。
これから必要とされる人は『未来志向』であり、世の中は必ず変わると前向きに少しずつでも前へ進めていくことが大事だと理解できた。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
澤さんのMicrosoft社での経験を聞くたびに、日本企業でしか働いたことのない自分は無意識にバイアスがかかってしまっているんだろうなと不安を覚える。
合理的でユニーク、同調圧力を無視できるスタイルは素晴らしい。
「仕事ができる人とは、抽象と具体を行き来できる人」というフレーズが印象的。抽象とは本質を掴むことなのだそう。また具体と抽象が出てきてしまった…。頭の良さそうな人がよく使っているのに、私には未だ理解できないワードなのである。困ったな。
Posted by ブクログ
◯数えられるものからはじめる。(63p)
◯他人より絶対的に優れたところがなくても、3つ以上のいわば「小さな自信」を掛け合わせればいい(242p)
◯未来志向(268p)
★短いフレーズで印象的な言葉が多い。さすがプレゼンの名手。そのままスライドに出来そうです。
★時間の使い方、ルール・慣例への対応の仕方、コミュニケーション、マネジメント、自己投資について書かれていて参考になります。
★知っていること、自分でも思っていることでも、忘れているので、たまにこういう本を読んで思い出したい。