あらすじ
世界大戦終戦直後、スラムに現れた怪物『塵の王』。正体を探るギードが出会ったのは、わずか十歳程度の――後に“クラウス”と名付けられる孤児だった。これは、『世界最強』へと至るスパイの過去と現在を巡る物語。
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Posted by ブクログ
クラウスの焔加入から灯創設までを書いた短編集。そしてこれまでほとんど描かれなかったフェロニカ、ギード、ゲルデ、ルーカス、ヴィレ、ハイジたちの話。
クラウスのスパイとしての成長ぶりをとっても面白く楽しく、時に苦しく感じながら読み進められる今作はスパイ教室が気に入った人みんなに読んで欲しいと思いました。
そして、灯の少女たちと焔メンバーの接点を知ることが出来る今作は所謂"オタク心"をくすぐられる伏線回収回で「早く次の接点が知りたい…!」とワクワクしながら読み進めてました
特に双子はそれぞれ接点が面白かったなぁ
あとはなんといってもイラスト!
表紙は幼いクラウスを愛しく見つめる視線に心があったまるし、扉絵は初めて見る焔集合絵にワクワクニヤニヤしちゃいました!