あらすじ
乙女ゲームのヒロインに転生した私、気づけば王太子ルートが好感度MAXで王妃一直線！ でもこれ、巷でよくある悪役令嬢にざまぁされる物語なんじゃ…？ 破滅フラグ回避と平穏な生活を送るために、超堅物な王太子の側近アルフォンスを巻き込み、2人の仲を取り持とうとするけど――「あなたが必要なんです」って、なぜかアルフォンスの好感度が上がっているみたいで!?
「第5回カクヨムWeb小説コンテスト」恋愛部門<特別賞>受賞作！
【電子限定特典付き】
あま～い書き下ろしSS『ミリアの手作りお菓子』を収録！
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Posted by ブクログ
ふと気が付いたら、自分が乙女ゲームのヒロイン。
現実でいけば、当然身分なきものが王妃なのは
ありえない状態です。
上から言われれば、もう頷くしかないですが。
権力、恐ろしい…。
そんな権力抗争に自分を放りこんでしまった主人公ｗ
回避にあたふたしておりますが、サポートが
かなり充実しているな～と思っていたら大間違い。
後でがめついというべきか、当然なのか、な
対価を知ってしまったり。
いや、まぁ上だし女性だし、と思えばこんなもの？
積み重ねがどんなものか分かりませんが
これはかなりぼったくられてそうな気がします。
終了させられてよかったね、です。
期待値が高すぎた？
色々な意見があると思いますが、私には合いませんでした。むしろ嫌いな部類です。転生悪役令嬢ものが多い中、ヒロイン側の作品でヒロインの気持ちを知るには面白そうと思ったのですが失敗でした。
自身が乙女ゲームのヒロインであることを自覚しており、王子が婚約破棄し自身にプロポーズする展開を知っていて回避したい、そのために頑張る、ストーリー的には理解できます。しかしながら本当に回避したいのであれば、元平民の一代貴族なのだから休学なり自主退学して距離を取れば良い話。店番をするほどの令嬢で家族も容認しているのであれば学校に行かないくらいすぐに許可しそう。
一番理解出来ないのは、婚約者のいる王子の側近を好きになりそれでも距離を取らないこと。王子とはなるべく距離を取るのに、側近とは距離を取らず仕事のお手伝いをするって何？相手が婚約者を大事にしてるように思えたから？自分を好きにならないと思ったから？まず恋人がいる人や既婚者を好きになった時点で過ちをおかさないために距離を取るべきでしょう。しかも婚約破棄を免れた王子が側妃に、と言い出したときも命令なら断れないと手を取ろうとしてたよね？このヒロイン、やることが中途半端で唯々諾々と従っていて嫌いなタイプでした。なるほど乙女ゲームのヒロインですね。無自覚に言い訳しつつ人を傷つけるタイプ。
