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作者さん大好きで、既刊のコミック本2巻目までは持ってるけど、この作者さんの作品はほとんどが電子書籍なので紙媒体のコミック本好きな自分としては今作の3巻目をずーーーっと待ってたのですがなかなか発売されないので、とうとう3巻目だけ電子書籍で購入しました。
2巻目の終わり方が気になる感じだったので早く読み...続きを読むたかったけど、とりあえず待ってましたが…。
2巻目までは、夫の拓馬の学生時代の元カノ梓が別れた後に産んでいた娘の事を妻の望未にずっと秘密にしながら結婚生活をしていた事から夫婦仲が悪くなって行くという内容で全体的に2巻目までは暗いイメージでした。
拓馬は昔から女性に人気があって、梓も学生時代は今とはガラリと違ったイメージでどちらかと言うと大人しく可愛らしい女性だったけど、学生時代に思わぬ妊娠をした事によりそれまで優しかった拓馬が徐々に梓に対して距離を置くようになり出してから2人は破綻して行きます。
確かにその時の拓馬や梓の心情や境遇、理解できます。
学生なのに突然の予期せぬ妊娠で、若い男性としてはまだまだ自由でいたい、生活費などはどうする？等の不安感。
反対に妊婦になった梓の気持ち。
若い故に、そして愛する彼氏の子供が出来た喜びでいっぱいで彼女としては当然彼も自分と同じ｢結婚｣という方向へ進むと思い込んでいた所への彼からの裏切り。
その後当然2人は上手く行くわけにはいかず、彼から一方的に別れをされて、梓は当然恨みを抱くようになる。その矛先が拓馬がその後結婚した妻の望未へと向かう。
それが2巻目までだったのでそのままダークな内容かな？と3巻目を読んでみると…エッ？！ってなりました。
ラストはみんなハッピーになったけれど、ちょっと呆気なかったです。
それまで夫婦と梓の3人がドロドロしていたので。
予想では拓馬と望未は子供を作る事で意見が対立していたし当初の拓馬はヘラヘラしていて飲みにばかり行っていたので浮気しそう…とハラハラしましたが、その件については拓馬はホントに望未を一途に愛していたので意外にもホッと出来ました。
読後はみんなが幸せに感じたので良かったです。
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