【感想・ネタバレ】空の轍と大地の雲とのレビュー

あらすじ

自衛官だった伯父に憧れ陸上自衛隊に入隊した道畑直也。自衛隊の現実に幻滅し除隊を決めた直後、東日本大震災が起きる。何も出来ずに除隊した後ろめたさを抱える直也は、かつて伯父と交流のあった風間という男を訪ねて北海道へと向かう。未曾有の大震災で災害派遣に行けなかった元自衛官の成長を描く長編青春小説。

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Posted by ブクログ

理想と現実のギャップから1任期(2年)で自衛隊を辞めることにした直也だが、除隊目前に東日本大震災が発生する。直也は被災地に派遣されず、後悔だけを抱えることに。そんな直也が、亡き伯父の遺したバイクと共に、伯父の知り合いに会うため北海道に赴く……。ぼくの考えるロードノベルとは異なるが、旅先で起こる様々な出来事や出会った人達に影響を受け、自分が変わっていく姿は同じだ。青臭いし、理想論かもしれないが、読み応えのある素晴らしい作品だった。

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2021年02月23日

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