あらすじ
タイ北部の病院に勤めるバンは、優秀な監察医。
容姿端麗、頭脳明晰だが、誰にも言えない秘密があった。
ある日、バンは自殺と思われる女性の検死をし、他殺と結論づける。
しかしその夜、彼は謎の襲撃者に、検視報告書を自殺と書くよう脅される。
辛くも難を逃れ、親友の若手検察官プートに事実を打ち明けるが、直後彼が失踪。
責任を感じ、調査を始めたバンは、第一発見者の塾講師テーンを疑うが……。
次第に惹かれ合い、けれど緊張感をはらむ二人の関係。
二転三転する真実に、ページを繰る手がとまらない!
ただいま話題沸騰中、タイ発の法医学BLドラマ原作、待望の日本語訳版!!
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ドラマから
タイのBLドラマでManner of Deathを観てドハマりしてしまい、原作を読んでみたくなったのがきっかけでした。
ドラマとは登場人物の相関図が違っている部分があるのですが、特に気にはならなかったです。
作者の方がお医者様なのもあって医療専門用語が多いのと、ちょっと政治的な内容も絡んでいたりとストーリーはやや重めです。
それでもサスペンスの部分とロマンスの部分がうまい塩梅にあってとても楽しめました。
続編の「transplant」(間違ってたらすみません)も出ているようなので、是非翻訳版を出していただきたいです…!
ドラマも続編観たいなぁ…(*´-`)
ミステリーでBL楽しい
前半は脅されて襲われて謎が深まって展開が読めなくなる、はらはらして楽しめるミステリー。
謎も気になるし、この2人がどうやって仲を深めるんだろうかとそれも気になって読み進めちゃう感じ。
最大の敵っぽいのがあっさり退場してちょっと拍子抜けはした。
事件解決したら終わりかと思ってたら、2人のその後のハッピーエンドまでしっかり書かれていて意外だった。違う作品読んでる気すらするくらい安心のBL。
バンもかなり性格変わるし、ブン兄さんがあんなにお茶目で楽しい人だったなんて。
最初は主人公が可哀想な展開で重たい話に手を出したか?って思ってたら、最後はハッピーエンドBLに落ち着いて良かった。
しっかり最後まで楽しめました。