あらすじ
【フォントを知れば、デザイン力が上がる!】
デザインの基本や手法をビジュアルで直感的に理解できる[デザイン技法図鑑]シリーズの第3弾です。「レイアウト」「配色デザイン」に続き、デザインの重要な役割を担う「文字」と「フォント」。デザインで活かすにはどうしたらいいかがひと目でわかるよう、イメージによって変わる使い分け、文字を活かしたデザインテクニック、文字とフォントの基礎の3章構成で解説します。
デザインにとって「文字」は重要なデザイン要素です。ロゴ、タイポグラフィ、Web、そして、ビジネス文書などに至るまで、文字の扱いひとつできちんと「伝わる」情報となるかが決まってきます。
フォントを無自覚に使うのではなく、ある一定の基準を元にフォントを選びデザインに活かすことは、経験の浅い初心者にはなかなか難しいことです。
本書は、そんな初心者の方やフォント選びに限界を感じているデザイナーの方に向けて、文字の基礎、フォントの選び方、イメージごとのフォントのデザインへの活かし方、そして文字を中心としたデザインテクニックを「ひと目でわかる」ように直感的にビジュアルに理解できる仕組みとなっています。
デザイン力を上げるための「文字」と「フォント」の活かし方が、実践的に身につく一冊です。
〈本書の内容〉
Introduction デザインでいちばん大切な「文字」
CHAPTER1 デザインに役立つ文字とフォントのイメージ(全39イメージを解説)
CHAPTER2 デザインに役立つ文字とフォントのテクニック(全16テクニックを解説)
CHAPTER3 デザインに役立つ文字とフォントの基本(全13の基本を解説)
〈監修者プロフィール〉
伊達千代(だて・ちよ)
グラフィックデザイナー/ライター。エディトリアルを中心としたデザインワークのほか、雑誌・書籍にてグラフィックアプリケーションやデザイン関連の執筆、Macおよびグラフィックデザインのトレーニングも行う。主な著書に「文字のきほん」(グラフィック社刊)、「デザインのルール、レイアウトのセオリー。」、共著「『愛のあるユニークで豊かな書体。』フォントかるたのフォント読本」(以上MdN刊)など。株式会社TART DESIGN OFFICE代表。フォントかるた制作チームでは書体解説を担当。
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Posted by ブクログ
借りたもの。
フォントの種類だけでなく、そのフォントが「どういった印象を与えるのか」「どのようなデザインが“そういうイメージ”を与えるのか」を、実際のフォントを利用して、実例デザインを掲載してくれている。
初心者でなくとも、実際のデザインの現場で漠然としていたものを言語化する足掛かりになるのではないだろうか?(私が底辺デザイナーなだけ?w)
こういった本が欲しかった!!
目指せ“フォントソムリエ”!!
Posted by ブクログ
パッと見は図が多く、見出しの文字も大きいのですぐに読み切るかなと思いましたが最後の方は為になる情報が満載で読み込んでしまいました。
近代的な明朝体、現代的なゴシック体についての説明は最近気になっていた事だったのでなるほどと思いました。
他の書体でもどういった場面でメリット・デメリットがあるか実例をあげて具体的に説明されていて視覚的に理解しやすく、実際の仕事としての作品も載っているのが良かったです。
チャプターの間に入るコラムも興味深く読ませて頂きました。
フォントに詳しい方には物足りないかもしれないけれど、フォント選びにいつも迷っている自分には大変参考になりました。
なによりデザインが可愛いのが良いですね。
Posted by ブクログ
フォントのデザイン本。
タイポグラフィーや、各種書体について。
書体に施す色やバランスについてたくさんのサンプルによりとても分かりやすくまとめられています。
ポスターやWeb、パッケージの文字による存在感やデザインひとつで印象がガラリと変わるのがとても面白いと思います。
文字のインパクトや色などの外観で、心理学的な行動を操作できるなんて、デザインの重要さをとても感じます。
そしてなにより美しい。見ていて飽きない。
興味深いですね。