あらすじ
【重要】脳トレには効果がありません!!
大事なのは「脳のクリーニング」です。
「テレビに出ている芸能人の名前が思い出せない」
「前日食べたごはんが何だったか忘れた」
「スーパーで買おうと思っていたものを買い忘れることがある」
などなど。
心当たりのある方も多いのでは?
40~50代を境に、脳の衰えは進んでいきます。
「最近、頭の回転が鈍くなった気がする」
そう思い、脳トレをする人もけっこういるんじゃないでしょうか。
でも、残念なお知らせがあります。
脳トレに脳を鍛える効果はありません!
「え、うそでしょ!」と思うかもしれませんが
科学的エビデンスに基づいた正確な情報です。
以前、「スタンフォード大学長寿命センター」が
脳トレに効果がないという声明を出し話題になったこともあります。
では、衰えてきた脳に打つ手はないのか。
それがあるんです。
それが、「脳のクリーニング」です。
実は、脳には若いころから少しずつ
脳のゴミ(=アミロイドβと呼ばれるたんぱく質の一種)が
蓄積していききます。
このゴミは、脳神経医学の見地から見ると、
脳神経を破壊し脳の老化や認知症のリスクを
高めると言わざるを得ません。
脳の衰えは、このゴミと密接に関係しているのです。
しかしながら、脳のゴミを排出し、
溜めないような生活習慣を身につければ、
そのリスクをグッと抑えることができます。
その最も簡単な方法が、脳にいい栄養素を豊富に含んだスープを、
1日1杯摂ること。
脳のゴミの排出に効果的なαリノレン酸や
抗酸化作用のあるセサミン、脳神経の材料になるレシチンなどの
さまざまな栄養素がたっぷり含まれています。
スーパーで売っている身近な食材で作れて
しかも包丁を使わずに簡単につくれて、しかも美味しいのです。
年齢とともに、記憶力、集中力の衰えを感じる方
また、近い将来に認知症になるかもしれないという
自覚のある方は、ぜひ、飲んでみてください。
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
認知症、こわい。
何がこわいって、理性を失い、自分が自分でいられなくなる、自分が管理できなくなる、奥様に迷惑をかけるかもしれない、奥様からは“私の介護よろしく”と言われているので任務を遂行できない、色々考えるとやはりなりたくない。人として死なないかもしれないが、アイデンティティが死んでしまう。しんどい。
そういうわけで、認知症にならないためにはどういった予防策があるか、普段からアンテナを張っていると、この本にめぐりあった。
この本では、
1 .認知症を予防するうえで、脳のゴミであるアミロイドβ(以降「Aβ」と略)を排出する“脳のおそうじ“が重要。
2 .脳のおそうじをするためには、“脳に栄養を与える”ことが重要。
ということで、脳に栄養を与えるスープのレシピが書かれている。材料も近所のスーパーで買える身近なもので、料理工程も簡単(潰す、おろす、測っていれる、混ぜる)。
3 .Aβを排出するための生活習慣を学び、実践しよう。若いうちからスムーズに排出できていれば、物忘れや頭の回転が鈍くなるのを最小限に防げ、アルツハイマー病の発症時期を先送りにできる。
を教えてくれる。
また、レシピだけではなく、“認知症に影響を及ぼす因子、予防に効果的な因子“がどんなことがあるかを学ぶことができる(血糖値を気にする、ドロドロ血液を改善する等)。学んだことは以下。
●認知症を防ぐために気をつけること
1)血糖値を上げない
2)血液をサラサラにする
3)活性酸素を抑える、除去する
4)ある程度のストレスや緊張感を脳に与える
5)有酸素運動をする
6)質の高い睡眠をとる(体内時計を整え、7時間睡眠)
7)オーラルケアの対策をする(歯周病に留意)
8)1日に数回でいいので、深呼吸をする習慣をつける
甘いものを食べない、7時間寝る、といったことがAβ排出に有効というのは既知だったが、「活性酸素がAβの蓄積を促進する」や、「歯周病がAβを増やす」ということは初めて学んだ。
早速、お弁当に導入し、Aβをドバドバ排出したいと思う。
両親にもこの本を勧めて、介護のタイミングを遅らせてくださいと頼んでおこう。
ちなみに、脳のおそうじスープは、1日最低1杯、長く飲み続けることで効果を体感可能(個人差はあるが、目安として最低2週間は続けてほしい)、数ヶ月後には、記憶力をはじめとする脳の認知機能が改善されていく、とある。
飲み続けた結果、何か変化があったか今後追記していきたい。
以上、有益な書でございました。