【感想・ネタバレ】グリモアレファレンス 図書委員は書庫迷宮に挑むのレビュー

佐伯庸介 / 花ヶ田

国内有数の蔵書数を誇る宇伊豆学園の図書館には、広大かつ深遠な《地下迷宮》が存在した。
高等部に所属する図書委員の守砂尊は、ある日、立入禁止の《閉架書庫》に足を踏み入れ、この図書館に隠された真実を知る。――地下に収められた奇書や希覯本、異能の力を秘めた魔書を手に入れるため、図書委員たちが果てなき迷宮探索に挑み続けていることを――。
秘密を知った守砂は、他の図書委員とチームを組んで、妖魔が跋扈する迷宮で未知の蔵書を探す《地下レファレンス》をすることに。しかし、それは楽しくも波乱に満ちた日々の幕開けで……!?

[ブクログ · ★★★★☆]

イラストが好みだったため購入しました。
物語はダンジョンをパーティーを組んで攻略していくゲームのような世界観です。
個人的にレベルやステータスといった物が小説で描かれるのがあまり好きではないのですが、この作品ではゲームのような感覚を残しつつ、そういった描写がなかったのでストレスなく読めました。

キャラクターはエスキュナがかわいいただそれだけ。
っというか物語のほとんどが迷宮探索なので、キャラの特徴や人となりがあまり描かれてなかった。
この部分は２巻以降がもしでたら期待したい。

総評としては面白いし文章も読みやすいのでサクサク読めるため、軽めのファンタジー物が読みたい方にはおすすめです

[ブクログ · ★★★☆☆]

少し意外な設定。
もうちょっとお気楽かと思いきや、な雰囲気だった。
まあ、設定はどうみてもゲームなので印象はしかたないかなあ、と。
特殊能力得たり、とか必殺技あったりとかでな。
あと、即別ゲームの技を連想してしまった自分のゲーム脳にもちょっとげんなり。