あらすじ
逆境から最速で結果を出した王者の成功思考術とは?
辛く苦しいトレーニングを繰り返し、最速でボディビル日本チャンピオンになった横川尚隆初の自著!
『プレッシャーや緊張は「挑戦」の証。喜んで受け入れればいい』
『定期的な「客観視」で自分の現在地を知り、間違った思い込みを打ち消す』
『感情移入も武器のうち。苦境を乗り越える主人公たちに、背中を押されて戦いに挑む』
【目次】
■第1章 王者の突破力
諦めという選択肢はない。熱意と情熱を沸きたてろ
■第2章 王者の原点
自分だけの可能性を知る。そうすれば失敗にも挫折にも決して負けない
■第3章 王者の軌跡
日本ボディビル界に彗星の如く姿を現し、史上最速で駆け抜けた5年間
■第4章 王者のメンタル
夢に向かうための努力は未来への投資。すべては自分に返ってくる
■第5章 王者の使命
躓きを乗り越えて成功に変える。その姿を見せ続ければきっと世界を変えられる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
筆者の考え方と行動が一貫性を持っており、頂点をとる人の思考法はこういう傾向があるのではないかと思えます。ある意味、異常なメンタルでなければ頂点は取れない。とも思えます。
さらに、自身は才能に恵まれていたこと、努力はしたが才能も多分に影響があったことも書かれており、現実的な考えを持たれていると、非常に参考になりました。
Posted by ブクログ
横川くんの歴史と大会優勝までの道のり、そして普段どういったことを考えているのかを知れる1冊。メディアで見る彼は、彼の一部分でしかなく、この本を読んでみると知らなかったことが本当にたくさんあるんだなと驚く。夢に駆ける思いと決断、そして実行まで参考になる部分が多い。何度も読み直したい
Posted by ブクログ
アスリートの著書などは奥付などを見ますと、だいたい「構成」という方が大まかな見取り図を作っていらっしゃいますが、この本では構成はなく「編集」という方がいらっしゃいました。横川さんに元々文才があるかどうかは存じ上げないので何ともいえないところです。
本人はご自身は特別でないと言いますが、やはり特別です。
仕事を辞めてまでというのは、凡人にはできないのでやはり特別かと・・・。
努力できるのですから、横川さんには才能があります。
努力も才能のうちです。
持って生まれた自分の良さに気づくことと、それを磨く努力をすること。
非常にまっとうで、これ自体は誰にも当てはまることだと思うので、すごくいいことを言ってくれていると思います。
一方で、ボディビルやフィットネスというのは、はやり誰にでもできるものではないということも残念ながら明確に示してくれているような気がします。
自分の個人的感覚では、本業トレーナーでもないともうおいそれと選手にはなれないような気がします。
フィットネス業界に限ったことではありませんが、どの業界も、なんとなくお金を出し続けてくれる人(フィットネス業界なら、結果が出ずにずっとジムに会費を払い続けてくれる人)がいればそこそこ成り立ちます。
そういう意味では愛好者が増えることは、業界には大切そうです。
自分は横川さんの倍以上生きていて、地味な(失礼)昭和のフィットネス界が好きだったので、横川さんが目指すキラキラしたフィットネス業界が日本に到来したら、そのときは誰に知られることもなく、ひそかにダンベルを置きたいと思います(笑)。