あらすじ
結婚4年目、夫の好物を作りたいと思えなくなってしまった32歳の高野花（たかのはな）。夫婦の会話はなくなり、一緒にいる時間も息苦しく感じていた。『自分の努力が足りないせい』呪いのように縛られて、うまくいかない事は全部自分に責任があると思っていたある日、浮気現場を目撃してしまい……。自尊心HPをズタボロにされたバツイチ30代の「ありがとう」にふれるリスタート物語。
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夫との味気ない生活を送る高野花。同僚の異動、夫の浮気、花は「愛」とはなんだろうと問いかけます。
夫と離婚し、偶然たどり着いた駅で温かい人たちと出会います。そこで花は「ありがとう」という言葉の重みを知ることになります。
思わず泣いてしまいそうになりました。とにかく夫の言葉がキツかったです。”当たり前”でつまらないというのは、本当にその当たり前の状況にさえありがたみを感じないことを実に表しているなと。主人公はその反対のことに気付いていってほしいな。
泣けてきます
家庭でも仕事でも人間関係には「ありがとう」という気持ちや言葉は大切なんだなと思いました。そういう気持ちがなくなった関係からは逃げた方が良いのかもしれません。
