【感想・ネタバレ】潮騒のふたり【電子特典付き】のレビュー

あらすじ

1994年―――。あの夏、ふたりの香りに満ちた部屋で……。

誰にも好かれる、人気モノの中学教師、比奈岸(ひなぎし)直弥(なおや)は、
八歳年下の新任教師、屋敷(やしき)孝太郎(こうたろう)の教育係となる。
素行不良で逃げ癖のある孝太郎は、直弥のまっすぐな指導に耐え切れず、
同性愛者であることを告白し、キスを仕掛け、彼を遠ざけようとする。
しかし、変わらず接してくる直弥との距離は徐々に縮まり……?

pixivで発表された作品の全ページに加筆修正をし、50ページ超の描き下ろしを加え、単行本化!!!

電子版特典描きおろしマンガ2P収録(紙書籍の応援書店特典と同内容)

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中学生教師で萌えポイント一つ。
男くさい寒い2人がバチバチに意識してくっついたと思ったら、すぐ離れていってしまいそうな…。
アパートから見えた小さな海が情緒的。
エピローグ泣きました。

1
2020年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1994年中学教師ふたりの恋愛。当時すでに日本を離れていたがその雰囲気はまさに昭和だ。絵も劇画風で今のBLとは少々違う実在感がある。どちらかというとMMに近い生々しさだ。年上教師の温かさと包容力に過去の過ちから逃げてきた年下教師が夢中に。ふたりの感情の揺れが丁寧に描かれていて、当時ゲイとして生きる難しさもさることながら、別れの予感を感じさせる描写と人生の機微を切り取る絶妙な間合いに感動した。再会は物語によくある設定だが、そこにさらりと未来のふたりの姿が見えるようで安堵の思い。

0
2025年03月28日

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