【感想・ネタバレ】10万が100万になる株の本当の探し方のレビュー

あらすじ

サラリーマンでも、5年4ヶ月で資産10倍にした株式投資。『日本の億万投資家名鑑 実践編』(日経BP)にて、「現役の個人投資家が参考にするブログ部門」で堂々1位を獲得した、業界最注目の投資家ブロガーによる中・長期投資の方法。本書は、成長株投資の本です。著者のすぽさんは、もともと株のど素人。カラオケの優待券欲しさで、銘柄を決めていたような人です。ところが、2009年、恐怖のリーマンショックで元本の6割まで減らす大損害を出し、猛反省。ここで本気で株式投資を向き合った結果、「高成長」「ビジネスモデル」「割安」の3原則を軸にした独自の投資メソッドを開発。以降は、2011年~2017年の間で、ローリスクに資産を増やし続け、資産10倍を達成&退職、ブログでは毎月資産グラフを公開しています。「億を狙って、最速で脱サラ!みたいな本ではありませんが、みなさんが本業に励みつつ、ムリなく+αで収益を狙える方法を紹介しています。実際、僕もほんの少し前までは、サラリーマンだったので、副業でもできる投資には自信があります。へへへ」とすぽさんは、親指をグッと立て、自信を持って言います。「株に興味あるけど、忙しくて手を出せないよ」という初心者はもちろん、「買ったことはあるけど、ソンしたからもうやってない」という経験者にもオススメできる、株式投資の入門・再入門の決定版ができました!

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Posted by ブクログ

PERとPBRをベースに4つのランクに銘柄を選別し、そして成長ストーリーを描け、ランクアップが見通せる株価を購入することで10倍株を当てるというストーリーを展開している。単に宝くじ的に当てるのではなく、しっかりと分析した上で成長ストーリーを描くというところがポイント。4つの企業を具体例として取り上げ、解説もあるので理解しやすい。短期ではなく中長期で投資をしたい人向けの本

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2021年11月15日

Posted by ブクログ

簡単でわかりやすく書かれていて、サラッと読める株式投資本です。

この本のとおりにやれば儲かるとかそういったことではないですが、ビジネスモデルをどう見るかなど、具体的に書かれているので投資の参考になります。

そろそろちゃんと企業の中身を見て、判断できるようになりたいです。

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2021年01月01日

Posted by ブクログ

楽天トウシルで気になり、その著書まで買い求めたもの。前半は基礎一般的なことで、いろんな方面でさんざん目にしてきた内容のこともあり、それほど目新しい情報は得られず。でも、具体的な評価方法に触れる後半は、ならではの視点が惜しげもなく開陳されていて、読んだ甲斐はあった。実践のハードルは高いと思えるし、逆にこれを実践できたからこそ、著者の現在の成功があるんだらう。当たり前だけど。

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2020年07月03日

Posted by ブクログ

2019年86冊目。満足度★★★★☆ 前半(〜P82)までの基礎編は正直私には不要だが、初心者には案外新鮮かも。後半はビジネスモデルがいかに大事か再認識させられた。

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2019年09月14日

Posted by ブクログ

リーマンショック後の2011年から5年の話

第1章
持っているだけで増える3つの商品は「お金・土地・株式」
お金は利子で増える、おすすめは個人向け国債変動10年のみ
土地は賃料で増える、手軽なのはREIT
株式は純利益で増える

第2章
個別株投資は5年で2倍が目標値で年間15%程度の利回り、ただしハードコース
売買は月に1〜2回程度
株の儲けの源泉は会社の成長と市場の認識差の2つ
アプローチは会社の成長には、業績(成長)を見通す、ビジネスモデルを知る、と、市場との認識差には、割安度を見極める、波を読むに分れる
本書は、成長、ビジネスモデル、割安の三拍子が揃った株を選ぶ
大人の体格の会社ではなく、伸び盛りの子供の体格の株を買いましょう

第3章
財務三表の読み方
損益計算書(PL)は稼ぐ力と浪費の水準がわかる
貸借対照表(BS)は右側には「誰のお金なのか」が、左側にはその「具体的な中身」が記載される
右側は「自分のお金」と「他人のお金」の2つに分類され、右上に「他人のお金」右下に「自分のお金」を記入、「他人のお金」の部分を「負債の部」「自分のお金」の部分を「純資産の部」、左側は全体を「資産の部」と呼び具体的な資産が掲載
オススメの本は國貞克則「財務3表一体理解法」
「財務3表一体分析法「経営」がわかる決算書の読み方」
株式の割安指数(PBRとPER)
PBRは1倍が基準、PERは15〜20が一般的な水準で逆数が株式利回りになる
株式市場ではPERが主役で、PBRは下限の目安

第4章
成長度を予測するための3ステップ
1.過去の業績を確認、PLが美しい右肩上がり、GMOクリック証券の財務分析機能がオススメ(財務三表を10年連続に見られる)
2.成長余地を考える、決算説明会資料を読む、顧客数、一人あたりの売上、店舗数、利益率
「プロダクト・ライフサイクル」理論で言えば、導入期や成長期の入り口あたりで参入し、成長期の中盤あたりで売却が理想
3.おきゃくさんになってみる、BtoCならユーザーに、B toBなら代替情報を収集

ビジネスモデル
1.ストック型、インフラ業、サブスクリプション、クラウド、保守契約
携帯電話会社は当面ススメナイ
2.消耗品高収益型、プリンター、替刃、空気清浄機のフィルター、エレベーターの保守点検など
3.プラットフォーム型、MicrosoftのOffice、LINE、ゲーム機、B toCプラットフォーム、C to Cプラットフォーム、ショッピングポータル
山田英夫「デファクト・スタンダードの競争戦略」「デファクト・スタンダードの経営戦略 規格戦争でどう利益を上げるか」
4.地理的優位型 自販機、コンビニ、鉄道、までは優秀、航空会社(これだけは避けたい)
5.シェアNo.1 大前研一「企業参謀
戦略的思考とはなにか」
ビジネスモデルを学ぶなら、エイドリアン・J・スライウォツキー「ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるか」
営業利益率に注目で10%を超えるのが基本、次にお客さんの気持ちとお金の流れに注目
それを3つのステップで分析
1.お客さんの気持ちとお金の流れを調べる→ビジネスモデルのどのタイプか?
2.自社の状況を調べる→コストをみる
3.競合の状況を調べる→シェアとかをみる

会社の強み・ビジネスモデルを端的にまとめて腑に落とす

割安
割安と成長をセットで考える
株の4つのランク
Sランク、PER40 成長20%期待
Aランク、PER20 増収増益期待
Bランク、PBR10 or PBR1 黒字(成長横ばい)期待
Cランク、PBR0.5 赤字が想定される、株価のボトム
A→S戦略、Sランクつまり+20%程度成長する株を、Aランクの株価PER20程度で買う

成長とビジネスモデルの確認に1番エネルギーを掛ける

第5
実際の分析
・手間いらず
成長○
ビジネスモデル◎
割安△〜×
よって総合評価は「今は買えない」
・グローバルキッズカンパニー
成長○
ビジネスモデル○〜△
割安○〜◎
総合評価は「買いたい」
・Fringe81
成長○〜◎
ビジネスモデル○
割安△
総合評価は(ぎりぎり)買いたい
・パーク24
成長○〜△
ビジネスモデル○〜◎
割安△
総合評価は(ぎりぎり)買いたい

第6章
心構えやルール
自分で考える
人間のクセを知っておく(プロスペクト理論)
中長期投資は3〜5年を想定する
5〜10銘柄に分散する、1銘柄で3分の1を超えないようにする
レバレッジは絶対使わない
株価は基本的に読まない
株価が下がっても、見通しが変わらなければ保有しつづける
業界の見通しが変わったら、損切りになっても売る
大きく下落したら「買値」を下げる(メンタル面の対応として有用)
2倍になったら半分売るルールで安全運用できる

株式会社は純利益の分だけ成長する

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2025年04月19日

Posted by ブクログ

すぽさん投資ぶろぐの著者、「成長、ビジネスモデル、割安」で考える中長期投資家。なお現在は、(具体的銘柄とその比率を紹介する)パフォーマンス公開終了に伴い、ブログ更新は成されていない(最終更新が2022年2月)

1回読んでわかるものではないものの、わかりやすい理論と構成で納得がある。また、特定の株を例に取り上げているので、実際に見てわかる点が良かった。

著書は2019年とコロナ前であるものの、長らくの投資生活における基盤となる考えを提示しており、癖のある投資方針出ないことが今後も参考にできる。

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2024年11月23日

Posted by ブクログ

株を始めようと思い始めて読んだ本だったので初心者向けでわかりやすかった。
最後の方に分析の仕方などを一から教えてくれるので読んで良かったと思った。

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2020年05月16日

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