【感想・ネタバレ】獣人社長の家政夫にスカウトされましたのレビュー

あらすじ

アパートは立ち退きを迫られ、おまけにバイトもクビに。小さな洋食屋を開くのが夢で頑張ってきたのに…不運この上ない一樹は、ある日路地裏で男に絡まれ犯されそうになったところを強面風美丈夫・佑久に助けられる。お礼に自宅でありあわせの材料で作った料理をふるまうと、なんとその腕を見込まれ佑久の屋敷で住み込みの家政夫兼料理人として雇ってもらえることになった。古びた洋館に老執事夫婦とともに暮らしている佑久は、IT企業を経営している資産家。しかしその真の姿は獣人――人間たちに紛れて密かに代々生きてきた一族だった。当主の座にあるアルファの佑久は、いまや絶滅寸前の一族の血を絶やさないためにも獣人の、しかもオメガの嫁を娶らねばならないのだが、なぜか普通の人間である一樹に心惹かれてしまう。もちろん一樹はそんな佑久の真の姿を知る由もなく…。だがある満月の晩、発情と酔いに理性を失った佑久が一樹の部屋に突然現れて…。

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まずまず、面白いんだけれど。

オメガ バースもの、になると思います。
そこらへんは、終章の頃、主人公の出生に隠された血筋が明らかになります。
攻め様は獣人でアルファ、というのは終始前面にでてきています。
(獣姦もあるので要注意、但し酷い描写ではない)

いろいろ不運だったり不遇な主人公、訴えた方がいいと思われる事まであるのに
そういうのが多すぎて流されぎみ。
私の好みの”健気”さが不足している気がして少し、キャラ的にマイナスポイント。
”鼻がきく”という特性はいかしているけれども。

攻め様のお屋敷に雇われてから、執事が排他的、従弟が後継者問題引き起こして
いろいろ辛くあたってくる、等story的にはありがちな感じ。
それでも好みの内容ではあったけれど、bedへなだれこむのが唐突で、
互いに魅かれあう感じは分かるんだけれど、事象を追っている感が強い。

キャラの心情描写がもっと熱く、もっとドラマチックにstory展開してくれたらなあ、
惜しい!


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2020年04月01日

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