あらすじ
大人数の場が苦手だったり、同時に複数の仕事がこなせなかったり、アドリブや雑談ができなかったり……。もしかするとそれらは内向型人間だからかも。内向型人間は、話すのが苦手でも聞き上手、行動力がないように見えるのは、慎重にリスクを踏まえて行動できる証拠。時間をかけて仕事に取り組むことで、高い成果を出せる。本書では、内向型人間の長所を活かした働き方と生き方を提案。大切なのは、自分の特性を知ること。そうすれば、その性格は弱みではなく、強みに変わる!
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Posted by ブクログ
本書を読んで学んだこと
【内向型は全体の約3分の1。劣性ではない。時代の変化で内向型が活躍しやすくなった。内向型のやり方で強み(粘り強い・思考力が強い)を活かす】
内向型…一般に、みんなでワイワイの人付き合いや、電話が苦手。人混みに疲れてしまう等
★こんな人におススメ
・自分が内向型だと思っている
・内向型で引け目を感じて、学校生活・会社員生活が楽しくなかった
・内向型を治したい(←治りません)
1.読もうと思った理由
・ネットで著者のHPを見つけた(コミュニケーション力か何かの言葉で検索していて、たまたまたどり着いた)
・自分自身、内向型の自覚あり(本書「はじめに」にある、内向型診断テストの30項目は、見事に全て当てはまった)
・生きづらい。学校生活・会社員生活楽しくなかった。自己否定感のスパイラル。内向型を変える方法を知りたかった(←変える必要はないし、変われません)
2.学んだこと
・内向型・外向型かは先天的なもの。劣性ではない(劣性だったら、とっくに淘汰されている)
・内向型は変える必要はなく、変えられない。ムリして外向型のやり方に合わせるとストレスになる。内向型の強みを活かす(時間をかけてコツコツ、しっかり丁寧に物事を進められる。思考力が強い)
・時代の変化で内向型の弱点を補ってくれている。メール・チャット(対面での即答が要らない)の普及や、SNSで気の合う人を絞って繋がれる
3.どう活かしていくか
・狭く・深い人付き合いをする。人間関係で無理しない(現在、私は個人起業家)
・選択肢を減らす。余計なものを持たない。整理整頓し、気が散らないようにする
・メモ・アウトプットして、思考を外に出すことで集中できる。これは今もやっているので継続していく
最後に、世の中、外向型人間が正しいとされ、外向型人間のやり方に合わせなかければ生きていけない、くらいの情報が出ていますが、そんなことはありません。大変勇気をもらうことができました!
Posted by ブクログ
内向型の人の特徴についてわかりやすくまとめた本。
第2章で生物学的な要因について触れ、克服しなくて良いと締めることで、外交型にはなれないし、内向型であってもいいんだと自然に思えるようになった。
その後、内向型の仕事や人間関係をスムーズにする方法ついて語り、内向型の苦手を捉え直し、
第5章で内向型の強みについて語ることでむしろポジティブに捉えられるようになった。
全体的に読みやすく、構成もわかりやすい。とても参考になった本だった。