あらすじ
「ここに来るものは皆、僕を組み敷きに来る」――時は大正、香白の生まれた集落には、とある淫靡な風習があった…。生まれ落ちたときから屋敷へ幽閉され、夜毎繰り返される「行為」を受け入れ生きてきた香白。しかしある日、突然部屋の扉が開かれ、新しい当主・尋幸が現れる―…。「あんたを縛るものはもう何もない」そう言って、香白を自由へ導こうとするが……!?
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悪しき慣習
お話がスピーディーで、とても読み易かったです。
村の儀式として、村人に組み敷かれ続けてきた香白。
彼が幸せになる未来が訪れるのか、今後の展開が楽しみです。
朽ちなしかぁ~。
くちなしは 香りも強くて、夜になると更に香りが強くなって甘い様な独特の香り。
…確かに妖しい…
でも昼間みるとちょっと色の付いた白い花で綺麗だけど地味。その花に敢えて朽ちなしとあてるんだ!そんなところに時代を感じて、きっとなきにしもあらずな話しなんだろうなとしみじみ。綺麗な絵なので悲壮さはあんまりないからこそ 親のいない分家の子が当主って事はどうやって?と勘繰ってしまったり…
好奇心が…どうなるのか気になる!