あらすじ
いたって健康だったのに、
ある日突然、
体が鉛のように動かなくなったのです…
・40度の高熱でもあるかのようにしんどい…
・まるでぞうさんでも乗っているかのように体が重い…
・体ガクガク、冷や汗だくだく…
・だるい…体中痛い…頭が働かない…
・何カ月たっても治らない…
な ん だ こ れ !?
その病名から「疲れやすい人」「疲れのとれない人」などと
誤解されがちな「慢性疲労症候群」。
なかなか周囲の理解を得られないこの病気のことを、
ぜひマンガを読んで知ってください。
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Posted by ブクログ
ある日突然、体が鉛のように重く動けなくなる…その病名から誤解されやすい『慢性疲労症候群(CFS)』。
専門学生時にこの病気を発症し、現在ほぼ寝たきりの状態の著者の10年間の闘病生活を漫画で発信したもの。
『慢性疲労症候群』…はい、知りませんでした。例にもれず字面から現代病の一種かななどと思いました。が、読んでみると、こんな可愛らしい漫画からは想像できない壮絶な苦しい病気でした。若くしてこのような苦しい状況に置かれ、人生の大半の望みをかなえなれないような生活を強いられるとは、なんとお辛いことでしょうか。
周囲の誤解に傷つけられ、公的な援助も満足とは言えない病気であること。なにより寄り添うことの難しさを感じずにはいられません。
本が発刊になってから6年は経っているでしょうか、ゆらりさんの現在のご様子を少し調べてみたのですがわかりませんでした。できるなら、少しでも心穏やかに過ごせていられたと願わずにはいられません。
Posted by ブクログ
慢性疲労症候群当事者のゆらさんが可愛い漫画を通して病気の現状を伝える本。
病状も相当辛そうだが、それのみならず、ドクター含む周囲の無理解の辛さが痛いほど分かる。(難病でもあるある)
とても読みやすいので、この病気に関わる人は是非読むべき。
慢性疲労症候群や、同じような病気で苦しむ人々が皆少しでも救われますように!
Posted by ブクログ
色々と謎が多い病気の慢性疲労症候群。前々から気になっていた本でもあるから、読んでみたら、可愛い絵柄に反して残酷で過酷な病気の状況に驚いた。徐々に悪くなる一方、障害者手帳がなかなか交付されないのはかなり酷いなと思った。この状況が改善されるといいな。
Posted by ブクログ
筆者は文字通り命を削って、病気を広く知ってもらえるようこの本を書いた。私は慢性疲労症候群と診断されてはいないが、似た症状が多くあるので、とてもありがたい。敬意を表したい。
こんな症状があるのかと、健康な人には理解しがたい状況を分かりやすく書かれているので、ぜひたくさんの人に読んでほしい。
よく理解できました。
こんなに大変な病気があるなんて全く知りませんでした。この本は自分も含めて医療関係者は特に読んでおくべきだと思います。勉強になります。作者が体験してる病状が分かりやすく表現されていておまけに漫画のキャラクターも可愛い。ゆらり先生、お辛いでしょうが心から応援してます。