【感想・ネタバレ】ある日突然、慢性疲労症候群になりました。 この病気、全然「疲労」なんかじゃなかった…のレビュー

あらすじ

いたって健康だったのに、
ある日突然、
体が鉛のように動かなくなったのです…

・40度の高熱でもあるかのようにしんどい…
・まるでぞうさんでも乗っているかのように体が重い…
・体ガクガク、冷や汗だくだく…
・だるい…体中痛い…頭が働かない…
・何カ月たっても治らない…
な ん だ こ れ !?

その病名から「疲れやすい人」「疲れのとれない人」などと
誤解されがちな「慢性疲労症候群」。
なかなか周囲の理解を得られないこの病気のことを、
ぜひマンガを読んで知ってください。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ある日突然、体が鉛のように重く動けなくなる…その病名から誤解されやすい『慢性疲労症候群(CFS)』。
専門学生時にこの病気を発症し、現在ほぼ寝たきりの状態の著者の10年間の闘病生活を漫画で発信したもの。

『慢性疲労症候群』…はい、知りませんでした。例にもれず字面から現代病の一種かななどと思いました。が、読んでみると、こんな可愛らしい漫画からは想像できない壮絶な苦しい病気でした。若くしてこのような苦しい状況に置かれ、人生の大半の望みをかなえなれないような生活を強いられるとは、なんとお辛いことでしょうか。
周囲の誤解に傷つけられ、公的な援助も満足とは言えない病気であること。なにより寄り添うことの難しさを感じずにはいられません。
本が発刊になってから6年は経っているでしょうか、ゆらりさんの現在のご様子を少し調べてみたのですがわかりませんでした。できるなら、少しでも心穏やかに過ごせていられたと願わずにはいられません。

0
2025年07月27日

Posted by ブクログ

慢性疲労症候群当事者のゆらさんが可愛い漫画を通して病気の現状を伝える本。
病状も相当辛そうだが、それのみならず、ドクター含む周囲の無理解の辛さが痛いほど分かる。(難病でもあるある)
とても読みやすいので、この病気に関わる人は是非読むべき。

慢性疲労症候群や、同じような病気で苦しむ人々が皆少しでも救われますように!

0
2022年06月12日

Posted by ブクログ

色々と謎が多い病気の慢性疲労症候群。前々から気になっていた本でもあるから、読んでみたら、可愛い絵柄に反して残酷で過酷な病気の状況に驚いた。徐々に悪くなる一方、障害者手帳がなかなか交付されないのはかなり酷いなと思った。この状況が改善されるといいな。

0
2021年10月11日

Posted by ブクログ

筆者は文字通り命を削って、病気を広く知ってもらえるようこの本を書いた。私は慢性疲労症候群と診断されてはいないが、似た症状が多くあるので、とてもありがたい。敬意を表したい。
こんな症状があるのかと、健康な人には理解しがたい状況を分かりやすく書かれているので、ぜひたくさんの人に読んでほしい。

0
2021年05月09日

Ree

購入済み

よく理解できました。

こんなに大変な病気があるなんて全く知りませんでした。この本は自分も含めて医療関係者は特に読んでおくべきだと思います。勉強になります。作者が体験してる病状が分かりやすく表現されていておまけに漫画のキャラクターも可愛い。ゆらり先生、お辛いでしょうが心から応援してます。

0
2019年05月16日

Posted by ブクログ

 何が怖いって病名が分からないのが一番怖い。

 そして、その病気が未知の病気、原因不明で治る見込みがないとなるとただ、ただ、絶望の中に落とされてしまう事だろう。
 
 それでも生きる気力を失わず同じような病気の人のために情報を発信するゆらりさんに感服する。

 ただ、ただ毎日を生きることだけに神経を傾けることの大切さをしみじみ感じてしまう。

 このような病気で苦しむ人がこの世の中からなくなることを願わずにはいられない。
 

0
2019年09月13日

「ノンフィクション」ランキング