【感想・ネタバレ】伝えるための準備学のレビュー

あらすじ

「音速の貴公子 アイルトン・セナ」
「一人民族大移動 アンドレ・ザ・ジャイアント」
など、数々の名フレーズや名場面の瞬間は
徹底した準備によって生まれていた!

稀代の喋り屋・古舘伊知郎が明かす、準備の全て!
「平凡な僕が、天才たちの中で生き抜いてきた方法」

プロレス実況、F1実況、司会、MC、キャスター、「トーキングブルース」
人前に立って喋ることを生業としてきた古舘伊知郎が
準備のスキルと心構えを、経験談を交えて伝授。
あなたの準備で、仕事が変わる。人間関係が変わる。

【瞬間は、準備によってつくられる】
○ 人前で堂々と話せるようになりたい
○ 自分を伝える話ができるようになりたい
○ プレゼンで人を惹きつけたい
○ 営業トークでお客さまの心をつかみたい
○ 一言で相手にグッと踏み込みたい
○ 刺さるフレーズをパッと出したい

ヒトに何かを伝えようとする、全ての人へ。
これでもう、人前で話すのが怖くない!

発行:ひろのぶと株式会社
発売:順文社

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Posted by ブクログ

トークの鬼才・古舘伊知郎がトークで伝えるためにしている準備とは、を語るエッセイ。

タイトルに違わず、内容はまるで講義。かの古舘氏の声と口調で脳内再生される他にはない読書体験の中に、古舘氏のたゆまぬ努力と軌跡が凝縮されている。

「天才ではないから」と度々謙遜されているが、ここまで準備ができること、その準備でできた知識や情報の“沈殿”からあの軽妙にして絶妙なトークを繰り出すのは、やはり「天賦の才」ではあるだろう。

一方で、膨大な準備をもとにしてあのトークが産み出されるという事実に腹落ちするとともに、安心したというか、納得した部分もある。準備もそこそこにあれだけのトークを繰り出さされたらそれこそ圧倒されて終わってしまう。

準備もまた本番であるという教えは、トーク以外にも生きる教訓である。

本著に示されているのは、まさに「準備学」なのだ。

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2024年08月23日

Posted by ブクログ

本番よりも準備を大切にしろという指南書。頭では理解できるものの非常に面倒くさい箴言の数々に心も体も及び腰になってしまったが、要領は悪くカッコよくもない非効率的な準備はタイパからは程遠い方法だとしても、すぐには役立たないものを、ひょっとしたら訪れるかもしれない「いつか」のために行っておくことの大切さを著者の人生と結び付けて説いているので非常に分かりやすかった。

準備で夢は叶わないが、今何かに向かって必死に準備をすることで、自分の人生を創造することは出来るという文章には著者が言うことで説得力がある。

「仕事で頭一つ抜きん出るには、いかに人がやらないことをやり続けるか。だとしたら、アウトプット先が定まっていない準備を、日頃どれだけ積み重ねられるか、ということも仕事人生を左右するといってもいいだろう。」という文章には痺れた。今後の人生における金言として本書とともに枕頭に置きたい。

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2025年06月16日

Posted by ブクログ

古館さんは最初から喋りの才能に恵まれた天才の人かと思ってた。

でも、準備をすることが人生の創造だという古館さんの言葉で、この人は準備し続けることで自分の道を切り開いてここまで歩んできたんだなぁって気づいた。
もう一度じっくり読んで私も私の人生を考えようと思う。

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2024年08月08日

Posted by ブクログ

おもしろいけど勉強になるかといわれるとうーん。

卵が先か鶏が先かというように、できるからこれが成り立つのか、成り立つからできる人なのか、とややもやもやしながらいま4章まで読みました。私はあまり参考にならないかも……。"準備学"を学ぶために読むのか、古舘さんの語りを聞くように楽しくエッセイを読むように読むのか、読み方が人によって分かれるような気がします。

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2025年01月16日

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