あらすじ
優れたトレーダーは相場の空気を読む!
先物やオプションをトレードするのはポーカーをプレーするのと同じである
「あなたが苦労して稼いだお金を、銀行や証券会社はギャンブルに使っている」――。
そう聞いて、気持ちの良い人はいないだろう。
しかし、本書を読み進めていくうちに、小難しい理論でお高くとまった現代ファイナンスの中核が、実は「ギャンブル」であること、そしてギャンブルへの洞察が金融や相場の理解に大いに役立つことを、確信するはずだ。金融市場に最もよく似たゲームである「ポーカー」がプロの金融マンやトレーダーの間で非常に人気の高いのは、偶然ではないのだ。
ファイナンスの実践的教育者にして、生涯現役のポーカープレーヤーであるアーロン・ブラウンは、米国の金融システム発展の底流には常にポーカーとギャンブルの文化があったことを明らかにしたうえで、その視点から人がリスクを取る確固たる理由について明快に説明している。
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Posted by ブクログ
私はポーカーのルールもやり方もまったく知らない。
その前提で本書を読んだ。
★3つをつけてはいるが、本書の特徴としてトレードとポーカーをリンクさせながら解説している内容となる。
500ページを超えるタフな本ではあるが、このリンクをさせて説明していることが正直非常にわかりずらい。
その理由としては一番に書いている通り、私はポーカーのルールもやり方もまったく知らないから。
意外とこのような読者は多いのではなかろうか。
それでもトレードに関する項目だけに限って言えば、金言となるようなことを言っているところも多々あって、有益な内容ではある。
とにかく内容の割に分量が玉に瑕。