【感想・ネタバレ】かもの法則 ―脳を変える究極の理論のレビュー

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Posted by ブクログ

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チェック項目19箇所。私たちが未来を変えられるかどうかは、「かも」の使い方しだいです。その人が持っていた、「もっと生きたい」「もっと幸せになりたい」という願望を裏切り、否定しようとするこの「かも」が、いつの間にか心を支配し、本当は少しも望んでなどいない自殺というものへ、その人を駆り立ててしまうのです。みなさんの心にいるのは、「否定的なかも」だけではありません、人に不幸や悩み、悲しみをもたらす「かも」がいれば、その逆に、幸せな未来やツキを運んで来る「肯定的なかも」もいます、「かも」が背負っているのはネギではなく、私たちの未来です。私がこの本を書くのは、悩みを解決しようと悩むより、もっと簡単に幸せになる方法があると知っていただきたいからです、「かもの法則」という、バカらしいぐらい簡単な法則を理解すれば、どんな問題もこれまでとは違った様相で見えてくるし、確実に違った未来が実現することをお伝えしたいのです。しょせん「かも」に過ぎません、無責任で、いい加減な「かも」ですから、信じたり、思い込んだりする必要はありません、「ウソのかも」でいいのです、ウソでもでたらめでも、私たちの脳はその「かも」を追って動き出します。経済は、人々の心理で動きます、景気を悪化させ、それを長引かせ、世の中を暗く閉塞させてしまうのは、私たち一人一人の心に住み着いた、このバーチャルな「かも」の群れなのです、マイナス情報に接するたびに発生する「否定的なかも」、言い換えればコントロールできない不安な集団心理こそ、不況の実体です。人の心は、じつに不思議です、自分を守ろうとするときは、「否定的なかも」がやって来て、不吉な声をあげながら飛びまわるのに、自分ではなく他の誰かを守ろうとすると、「肯定的なかも」がどこからともなく現れるのです。どんな状況に置かれても、「できるかも」「やれるかも」「うまくいくかも」「ツイているかも」と感じられる力のことです、これを私は「かもの力」と呼んでいます、「かもの力」は、未来を変える力です、自分の手で現状を変革し、未来に向かって自らの運命を切り開こうとしない環境依存型の、他責の人間のところへ、ツキがやって来るわけがないのです。自分自身の成長のために反省できるのは、「自責」の人間だけです、ここで言う「自責」とは、自分を責めることではありません、どんな困難な状況に置かれても、「これは自分の責任である」「この問題は自分に与えられた課題である」「私の試練だ」と考えられる人間のメンタリティです。絶体絶命のピンチのなかにいても、平気でプラス思考になれるほんのひと握り、1%の人間がいるのです、世間では、それを「天才」と呼んでいます、99%に属する私たちは、意識して脳の回路を切り換えることで、魔法使いの顔を貴婦人の顔に変えなければなりません。「キススキカ(きょう、きみ・すてき、すごい・好き、素晴らしい・きれい、決まっている・かわいい、格好いい)」は相手が男でも女でも、その「脳」をたちまち「快」にしてしまう方法です、難しいことではありません、人を気持ちよくするには誉めればいいという、ごくありふれた手法です。社会的動物である人間が、何よりおそれるのは孤独です、反対に一番嬉しいのは、人に好かれること、愛されることです。人間と、他の動物の一番大きな違いは、人間だけが自ら望んで「未来」をつくり出せる動物であるということです。喜びを期待するからやる気が出て、つらい努力も、喜びに近づく喜びに変わります。私たちの脳は、予感によって変わります、予感を抱いた瞬間から、脳への問いかけが始まり、脳は「どうしたら実現できるか」を探し始めるのです、本人が眠っているあいだも、懸命に探しています、むしろ眠っているときのほうが、常識的な理性の干渉を受けないぶん、いいアイデアや思いがけない発見がひらめくものです。人を行動的にするのは、未来に対するこのワクワク感(喜び)です、「できるかも」という予感は「どうしたらできるか」を脳に問いかけ続けます、「成功するかも」という予感は、「どうしたら成功するか」を脳に問いかけ続けます、「ダメかも」という予感は、あきらめる理由を脳に問い続けてしまうのです。願望だけの努力はしてはいけない、苦しいだけの努力はしてはいけない、つまらない努力はしてはいけない。誰かが勇気を出して古い常識を壊さなければ、世の中の進歩はありません、社会の進歩・発展は、必ず世間の常識を疑う一つの「かも」から始まります。

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2013年04月23日

Posted by ブクログ

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これは、いいかも!?

目次
第1章 未来を決めていたのは「かも」だった
第2章 「かも」は大不況をチャンスに変える
第3章 心の「かも」は脳の中で闘っている
第4章 喜びの大きさで「かも」は成長する
第5章 マイナス思考でも「かも」は羽ばたける
第6章 どんな大変革も小さな「かも」から始まる

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2011年10月09日

Posted by ブクログ

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西田さんは頭の良い人ですね。
読んでいて気持ちが良かったです。

2回ほど、ここで本を閉じて良いと言われて
閉じようと思ったけれど、読んだほうが良いですね(笑)

最初は「かも」は直感だから、どうしようもないのかと思ったら
可能性があると思うという意味で、何に対しても可能性はゼロじゃないのだから、かもをつければポジティブにとらえられるという内容。
納得しました。

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2012年08月10日

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