【感想・ネタバレ】古地図でめぐる 今昔 東京さんぽガイドのレビュー

あらすじ

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東京都内各地の「意外な」歴史にスポットを当て、古地図 と現代地図を参照しながら、古代から江戸時代に至る歴史を味わいながら散歩ルートが楽しめる本です。
江戸近郊ながら古い歴史を持つ地域、室町〜戦国時代に 戦いの舞台となった地域、奈良〜平安時代の東京というように、今まであまり描かれなかった視点で各エリアを紹介します。

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Posted by ブクログ

「東京都内、古地図をベースに現代を街歩きしてみましょう」というガイド。旅行雑誌によくある、ポイント間の時間がざっくり書かれただけのガイドではなく、もう具体的に通るルートごとに写真とテキストが展開される、という親切な構成。興味と時間があれば、明日からでも同じ道をたどることができる内容。


浅草、江戸城、渋谷など"有名どころ"から、四谷〜新宿、深大寺など渋いものも含めた計10コース。古地図を見る=歴史を紐解くことにほかならず、この本の場合は「江戸城と平将門」などにあるように、かなりコアな歴史を踏みしめながら歩くことができそう。同時に、現在の都区の分け方が如何に最近のものであるかもよくわかる。


個人的には、大阪から関東に来るまでは、(おそらく他の関西人の多くがそうであるように、)渋谷と言えばハチ公・109・あの交差点、上野=西郷隆盛像、四谷=四谷怪談、練馬=大根、くらいのイメージしかもっていなかった。関東に暮らすようになって、駅名や都市ごとの距離感はもちろん身に付くのだけれど、細かい歴史となると手つかずで過ごしている。歴史は勉強しだすと奥が深いのだろうなとも実感できる。


(しかし荻窪圭さん、パソコン関連記事でよく見かけるライターと思っていたら、iPhoneやデジカメ関連にも造詣ありらしく、古地図+歴史追跡という趣味も実益に広げられているのですね。)

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2013年09月02日

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