あらすじ
『フォーブス』誌で「世界で最も広い人脈の持ち主」と評され、「全米若手ビジネスリーダートップ四〇」に選ばれ、世界経済フォーラム(ダボス会議)で「明日のグローバルリーダー」となった著者キース・フェラッジ。ごく普通の一般家庭に育った彼だが、実は幼いころから、何かをするのに一人でがんばるのは間違いであること、そして人脈は、他人を操ったり、見返りを求めては作れないことを学んできていた。
ビジネスであれ何の世界であれ、成功するには人に対抗するのではなく、協力することが大切だ。若者たちが憧れる「1パーセントの大金持ち」はこの仕組みを知りぬいているがゆえに今の地位にある。彼ら自身も友人・知人のネットワークを使ってそこまでのぼりつめたのだ。
ビジネスの世界ではとくに、一匹狼的な個人主義がもてはやされる傾向がある。だからあえて他人を気づかい、相手の人生に関わろうとすると、ゴマすり屋、おべっか使いなどと思われてしまうが、それは間違いだ。
人脈を広げるにはまず、損得を計算するのをやめなければならない。私たちはみな互いに支え合いながら生きている。今の世の中、一方が特をすれば他方は損をするというゼロサム理論は、長い目で見ればどちらにも不利益をもたらす。人間関係が複雑化した今は、お互いにメリットのある関係、競争ではなく協力できる関係が重視される。助け合うことを知らない人間は、個人としては優秀でも、リーダーやチームプレーヤーとして失格だ。
本書ではこれまでビジネスでは常識とされたものを否定し、公私の垣根さえ排除する。「こうあるべき」という思い込みから作られた薄っぺらい人間関係は捨てて、あなたの人生を充実させる本当の人脈を作り上げてほしい。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
人脈がどれだけ大切なものか、経験談をもとに深く書かれており、とても説得力がありました。
特に「求めるのではなく、まず相手を助けること」は今後1番意識したいと思いました。
Posted by ブクログ
・人と協力する
・助けを求める
・フォローアップこそ肝心
– 感謝の気持ち
– 会話の内容に触れる
– タイミング
– 紹介者にも連絡 ※これ重要
・相手の名前をしっかり覚え、できるだけ口にする
・「面白いですね、ぜひもっと聞かせて下さい」
・自分の得意分野や視点を生かして、ブランドをつくろう
Posted by ブクログ
人見知り傾向が強い自分にとって、新しい人と会って人間関係をつくる勇気を与えてくれた。人脈が自分の仕事や人生にもたらす効果の大きさが良くわかったし、人脈を作るためにどうすればいいかの具体的な方法が紹介されていて、ぜひ実践して身につけたいと思わせてくれる。
期間をおいて何度も読み返しながら、人脈力を高めていきたいと思う。
Posted by ブクログ
この本は、読み返した方がいい。人の役に立とう。損得を考えるな。目標は明確であるほど達成しやすい。率先して口を開く勇気をもとう。出会う前の準備は周到に。コネクターの存在。自分がコネクターになるように。 勉強は全く関係ない。話が達者なほうがよっぽど価値がある。自分のことをはなしたほうがよい。みんなが得する方法を考えよ。この人と一緒にランチを食べたいと思うのか、、公私もなにもない
Posted by ブクログ
人脈なんてものは、苦手で、モチベートもされないテーマだったが、逆に自分とは対極にいる人の頭の中を見てみたくて読んでみた。
結果、独力でやり切ることは、そもそもルールでも何でもなく、自分が勝手に設けていた制約だったのかも知れないと気付いた。著者のようにはなれないしなりたくもないが、「頼ること=借りを作ることではなく、助け合いのネットワークが広がるための刺激である」ことなど、学びも多かった。
Posted by ブクログ
よくある人脈に関するビジネス本とは1線を画している店として、ビジネスにおいて人脈というのが重要であって人と協力することが重要である、と言う原則を中心に据えている店だと感じる本であった。
将来成功できるかどうかは自分の周りの人次第であり、部下が私のために働いてくれるのと同じように、私も彼らのために尽くさねばならないと理解した。
あなたが人のためにしてあげられる事はいろいろある。役に立つアドバイスをする、車を洗う、引っ越しを手伝うなどなど。だがとりわけ健康お金子供に関することで人を助けてあげれば、相手は特に深い恩義を感じる。相手は将来変わらぬ忠誠心を示してくれることが多い。
マーケティングの達人、人脈作りの達人になりたければ、とにかく面白い人間になろう。話をして楽しい相手、みんなからあいつは面白いと言われる人間になろう。あなたが合うに相手は初対面の場で後自らに通っているのだ。この人とランチを食べたいと思うか?と。
Posted by ブクログ
もっともっと意味のある人脈構築ができるようになるヒントを掴めればと思って読んだ本。筆者が地元のゴルフクラブで多くの裕福な人たちのキャディを務めてみえてきた成功する人としない人の違いの考察が面白い。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
人脈は筋肉と同じ。
資産は活用すれば膨らむ。人助けは人脈を育てる魔法の肥料だ。
とにかくいつも「ピンキング」
決して連絡を絶やさない。相手の心のアドレス帳に自分の名前をしっかり刻みつけるには、何度も繰り返し連絡をとること、これがなによりも大切だ。
Posted by ブクログ
人脈の重要性、広げ方についての一冊。
テクニックも記載されているが、マインドセットに重きが置かれている印象。
「人脈を広げるのは楽しい」と思える(かもしれない)良書。
Posted by ブクログ
専門職の場合、人脈は必要ないと考え、人脈づくりを軽視していた。
しかし、現在のビジネスでは人こそが会社の資産であり、助け合いでビジネスが成り立つことを改めて実感する。
本書において、人脈づくりも、やらないより話しかけたほうが良いこと、話しかけても損がないのだから話しかけたほうが人生がより広くなることを実感した。口を開く勇気が一番大事であり、チャンスを逃さない。
一方、人脈づくりといっても、give and takeの世界という考えもあるが、自分が提供するだけでなく、自ら本気で弱い部分を見せ、助けを請うことが重要という点は新鮮。ただ、本気で助けを請うことも改めて考えると難しく、自分が本気でやりたいことを明白にし、それを伝えることが何よりも大事な気がしている。
結果、人脈づくりは、ただネットワークをつくるというだけでは足らず、自分が魅力ある人間になること、趣味やビジョンを明確にもつことが一番重要。
Posted by ブクログ
内容は非常に参考になる。人付き合いをきっちりと資産として捉える、目的を明確にして、こちらから先に与える。
とはいえいかにも外国人が書いたなぁと印象は否めない。なかなか参考にするとっかかりを見つけるのは難しいと感じた。
Posted by ブクログ
【メモ】
・自分の成長を手助けしてくれる人がいないのも、貧しさのひとつ
・人と人とのつながりは使えば使うほど強くなる
・目標とは締め切りがある夢
・面白いヤツになるには考え抜かれた独自の視点が必要
・出世したいなら勉強しよう。たくさんの本や雑誌を読み、年に3~5回はビジネス会議に出席しよう。大学などで講座を受講し、自分の業界のリーダーと近づきになろう
・最高の力を発揮したければ、まず心身の健康に気を遣うことだ
・さまざまな経験を積むと、自分の中にいろんな引き出しができる
Posted by ブクログ
人脈はほしいけど、ここまでしたくないと思った。
それよりも自分の時間を大切にしたい。
この本が合わなかったのか、元々一人でいるのが好きだからか分からないけど、取り入れるのは厳しいと思ってしまった。
Posted by ブクログ
貧しさとは、お金がないことだけではない。自分の成長を手助けしてくれる人がいない事も、貧しさの一つ。
人間関係にもバランスがある。他人を助けるのと同じくらい、自分も積極的に助けを求める必要がある。