あらすじ
白亜の灯台が見た、鮮烈な色彩(ミステリー)
『神奈川県M半島100年史』の執筆を任された20代の社会科教師・クロカリ。
太平洋戦争中の史料を漁っていると、米国公文書館のアーカイブでZ 埼灯台を舞台とした奇妙な「映像」を見つける。
そこには、目を疑うような戦中の光景が記録されていて――。
劇画のストーリーテラーが描く、ミステリーの世界!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
よくあるミステリー小説とは違って、昔の謎を解き明かすわくわく感が面白かった。
一方で差別や戦争のテーマにも触れていて、物語とは別のところでも考えさせられるというか、
読みやすいのに軽くないのが良かった。
読み終わるとタイトルの意味がわかって、すっきり。
Posted by ブクログ
大変読みにくいが、内容は面白かった。太平洋戦争末期、東京湾の出入りを見通せるZ埼灯台には2人の灯台守が生活していた。一人はアメリカの船に暗号で、日本側の船について情報漏洩を伝えていた。