あらすじ
東京大学第三内科、そして侍医という日本最高峰の医療から、マッキンゼーへの転職。エリートの道を歩んできた医師は、なぜ在宅医療クリニックという道を選んだのか。そして、なぜ被災地・石巻にクリニックを立ち上げたのか。それは、超高齢社会・日本を救うためである。「人の痛みに寄り添い、多くの人の幸福のために身を捧げる覚悟とそれにふさわしい態度で接しなければ人を救うことはできない」と武藤は言う。大病院から見放された方々をいかに救うか。一人ぼっちのお年寄りをどうサポートするか。今、日本の医療が問われている。本書は、孤独なき社会をめざす医師の奮闘記である。
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Posted by ブクログ
会社の会議にゲストとして参加して頂き、在宅医療診療への取り組みとその被災地での展開についてのお話を伺い共感し、それから興味を持っていたのですが、この本を読んでその原動力が良く解りました。
同じヘルスケアに関わるものとして、自分でも患者さんあるいは世の中のためにできることを見つけて、少しでも行動に移せればと改めて思いました。