【感想・ネタバレ】がんばらない片づけのレビュー

あらすじ

「部屋が片づかない」と悩んでいませんか? もしかしたらその方法、あなたや家族の「行動パターン」に合っていないのかもしれません。SNSや雑誌で見た誰かの素敵な収納法をまねしても、「なんだかしっくりこない」「続かない」ことになりがち。そこで本書では、人の「行動パターン」を大きく4つに分類。 ◇ざっくり志向の「ひらめきタイプ」 ◇ビジュアル重視の「ときめきタイプ」 ◇こまかく仕切りたい「コツコツタイプ」 ◇合理的で自由な発想「マイペースタイプ」 整理収納のプロが、それぞれのタイプに適したキッチンやクローゼットなどの片づけ方をご紹介します。さらに、「親・実家の片づけ」「自らの生前整理」「書類・プリントのデジタル化」といった、現代の悩みに寄り添うテーマにも対応。ムリがない・がんばらない片づけで、“もう二度と散らからない人生”を!

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Posted by ブクログ

片づけの基本を押さえつつ、「そもそも何のために片づけるのか?」を何度も問いかけてくる本だった。

特に印象に残ったのが、
『そのキレイなリビングで過ごすのは、あなた一人。それはあなたの思い描いていたリビングの片づけのゴールでしょうか? それで幸せでしょうか?』
という言葉。

部屋がきれいになることだけを目指して、家族が窮屈になったり、関係がギスギスしてしまったら、それは本当に望んでいた暮らしなのか。
以前読んだ【家族が片付けられない】で、娘が実家を片づけようと奮闘するほど家族との空気が悪くなっていく場面を思い出し、片づけには「正しさ」だけでは解決できない部分があるのだと改めて感じた。

服についての
『判断のポイントは、今、手に取って迷っている服があなたのゴールにふさわしいかどうか』
という考え方も印象的だった。
私は服は比較的手放しやすいほうだと思っているけれど、それでも残してしまうものはある。「まだ着られるか」ではなく、「これから自分が目指す暮らしに必要か」という基準で考えてみたい。

実家じまいの章も興味深かった。
子ども側が親の家を片づける話はよく見るけれど、著者の親自身が「娘に迷惑をかけない」という自分なりのゴールを持ち、自分たちで整理を進めた体験談は珍しく感じた。実家を片づけたい側に向けたOK・NGも具体的で、実際に直面したときにはもう一度読み返したい。

片づけは、物を減らして部屋をきれいにするためだけのものではなく、「自分はどんな暮らしをしたいのか」を考え、その暮らしに近づくための土台づくりなのだと思う。
『人生を整えるための土台づくり』という言葉を忘れず、片づけそのものを目的にせず、その先の暮らしを意識しながら前向きに進めていきたい。

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2026年09月01日

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