【感想・ネタバレ】金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる ――本当のフィナンシャル教育とは何か?のレビュー

あらすじ

これは学校では教えないお金の知識についての本だ。金持ちがもっと金持ちになる理由は、本当のファイナンシャル教育にあった。それは、「学校に行って仕事に就き、懸命に働いてお金を貯め、家を買い、借金を返し、株式に長期投資する」という、かつてのおとぎ話とはまったく異なるものだ。本書は『金持ち父さん 貧乏父さん』の大学院版であり、あなたが今後生き残り、経済的に成功したいなら、この本が役に立つだろう。

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Posted by ブクログ

金持ちになるために、どうすべきが書いてあり。
実際にどう行動してきたかが明確に書いてある。
あなたの人生を変える一冊になるかも?

金持ちになるためには
資産と負債を明確に理解、そしてリスクを恐れず行動することが大切!

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2025年09月20日

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ネタバレ

暴落についての本であり、いかに備えるか、見極めるか、そこから利益を得るかを学ぶことができる。

低金利はお金のセール
借金と税金を使って金持ちはどんどん金持ちになっていく

投資には間違いが必要。間違いを犯してうまくなっていく。損したくない気持ちが行動を阻害し、間違いを犯すことができない。
間違いを犯さなければいつまでたっても上手にならない。

精神的知性、霊的知性、感情的知性、肉体的知性
クワドラントを移るとき4つの知性が必要

本当のファイナンシャル教育は暴落に備えること

金持ちは暴落した時にもっと金持ちになる。

借金は40%課税された後に残る純資産と比べると圧倒的に借金が有利

地獄に落ちたら突き進め

学習の円錐

借金
税金
幽霊所得

上記の使い方が必要

ポルシェの話

オプション取引の概念

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2017年10月21日

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「金持ち父さん貧乏父さん」をより詳しく書いた作品。
借金と税金をコントロールして投資をし、お金を生む資産を増やして行くという文脈です。
具体的な手法、プロジェクトが記載されているのが良かったですね。

あくまでアメリカのルールに則っているので、日本ではそのまま適用できないのは注意。いずれにしても学び続ける事が大切ですね。

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2024年12月06日

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『金持ち父さん 貧乏父さん』から20年も経っているなんて!!その間、私は何してた?
20年前にこの本を読んで、不動産を買いまくって今や不労所得で生活している人もいるのに!
残念ながら、私にはこの本の内容は難しい。
誰か私のパートナーを見つけねば!

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2023年07月06日

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やっと読み終わった。となりの億万長者に対するアンサー本?というのかな。先にとなりの億万長者を読むと2倍面白いと思う。そりゃ金持ちはあんだけ税制コントロール出来たらもっと金持ちになるわ。いつかオイラも金持ち父さんになるぞ!

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2023年01月15日

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節税のために借金せよとのメッセージかと、節税分な幽霊所得なんだと。
シンプルな内容で頭では理解するが借金ってやっぱり抵抗があるから、マインドセットが一番難しい。

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2022年07月10日

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ネタバレ

幽霊所得というキーワードが出てくるが、従業員として仕事や生活をしてる上では、なかなか気づけない視点だと思う。こういった知識を増やすことで、投資に対する抵抗感が少しずつ減少するのかもしれないと感じた。

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2020年04月14日

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人生の失敗の多くは、成功まであと僅かであることに気づかず、諦めてしまうのが原因。

量的緩和策への警鐘ー2000年以降暴落回避のため紙幣の大量印刷。

借金ー課税されない。返済義務があるから。純資産と考えられる,
税法ー投資、雇用を推進するため

1031買換え特例ー物件の売却、現金化

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2018年03月22日

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ロバートキヨサキ氏が書いた「金持ち父さん」の訳本を初めて読んだのが、結婚して間もない頃の20世紀の最後の方だと記憶しています。あれから多くの本を読みましたが、私としてはシリーズの中で一番印象に残っているのは、この本でも何度となく解説されている、クワドラント、の図です。

あれから30年になろうとする今でも素晴らしい図と思っていますが、あの時から、キヨサキ氏が書かれた米国とは投資環境が異なる日本で、どのように適用できるのか、ずっと模索してきました。

そのような私にとって今週(2017.12)の初めに、品川の駅ナカの本屋さんで偶然に見つけた本に惹かれてしまいました。この本ではこの30年間で、お金の価値が下がってしまいましたが、不動産の価値は何度か浮き沈みがあるものの回復していることを述べています。飽くまでも米国での話のようですが。

この本を読んで、良い資産・良い借金を活用するために、税制もよく研究し、一人で全部はできないので、専門家の知恵を上手に活用することの大切さを痛感しました。

以下は気になったポイントです。

・政府が紙幣を印刷すると、不換通貨は大量に発行される(1995年に0.5兆ドル、2010年:0.8、量的緩和第一弾:2.0、第二弾:2.5、第三弾:3.5兆ドル)、連邦準備銀行が創設された1913年から金本位制撤廃した1971年までに米ドル価値は90%下がった、それから2016年までにさらに90%下がった(p44)

・1943年には米国で当期税法が作られた、第二次世界大戦で戦費がかさんだため、これは暫定的な税制であったが、一時的ではなかった(p52)

・もしBクワドラントか、Iクワドラントで生きたいのならば、金持ちになるための借金と税金の使い方を知らなくてはならない、BとIの側の人間は、税の優遇控除のために働く(p62、65)

・人間は4つの基本要素からできている、心(Mind)、肉体(Body)、感情(Emotions)、精神(Spirit)、現在の教育は従業員になるための4要素を学生にプログラムするように作られている、従って、クワドラントを移行するには以上の4つの知性が必要である(p77、81)

・米国を倒す一つの方法はオイルダラーを挫折させること、中国とロシアはパイプラインをつくり、自国の通貨で石油取引を行っている、オイルダラーを生んだ1974年の合意は破綻しかけている(p93)

・多くの企業のCEOは現金よりもストックオプションで報酬をもらっている、このためCEOたちは借金をして自社株を買う(p101)

・たとえ5-6%の利子を取られたとしても、借金は40%の課税をされる純資産よりもはるかに安い、つまり借金は課税を低め、預金は課税を高める(p104、119)

・金持ちは、借金で資産を買って誰かが代わりに返済してくれるが、中流層は負債(家、クルマなど)を買うもので自分で返さなければならない(p107、118)

・銀行はあなたの預金が欲しくない、銀行にとって負債になるから、銀行が欲しいのは借り手・お金を借りる方法を知っている人々である。金利が低いのもそのせい(p109)

・収入の範囲内で生活し貯金をすることは、もはや経済的に賢い方法ではない、貧困層と中流層をもっと貧しくしてしまう。これは、金ドル交換を停止して、銀行・政府が紙幣を印刷することを可能にした以降のこと(p120)

・資産は、働いていようがいまいが、あなたのポケットにお金をいれてくれる、負債はたとえ価値が上昇するとしても、あなたのポケットからお金をとっていく(p136)

・借金による幽霊所得は、働いてそのお金を得るのに比べて、時間とお金を大幅に節約する。税金がかからず貯める手間もないため、2万ドルの頭金は勤労所得にすると、実質3.5万ドルである。この差額の1.5万ドルが、お金と時間を節約する幽霊所得である(p165)

・住宅担保ローンを使うと、資産価値が上昇した部分(つまり幽霊所得)は、借金としてあなたのポケットに入る。賃貸物件の入居者がその利息を払ってくれること、不動産を好むのは、入居者が私の借金を返済してくれるから、更に減価償却は真の幽霊所得でもある(p166、167、168)

・ある種の教育は、EからSクワドラントに移行するのには役立つ(p186)

・2週間後に覚えている割合:読んだこと(10%)、聞いたこと(20%)、見たこと(30%)、見たり聞いたりしたこと(50%)言ったこと(70%)、言ったりやったりしたこと(90%)、言ったことにより、関わり方が能動的になる(p211)

・現実社会で必要なもの、1)学びたいという意思、2)賢く師を選ぶ、3)練習(p213)

2018年5月4日作成

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2025年08月13日

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2007年『金持ち父さん 貧乏父さん』を出版し、ミリオンセラーとなった、言わずと知れたロバート・キヨサキさんの新著。『金持ち父さん 貧乏父さん』がファイナンス教育の小学校だとすると『金持ち父さんの こうしてお金持ちはもっと金持ちになる』は大学院と位置付けられている。

ファイナンス教育の大学院と位置付けるだけあって、前作(と言っても数多くあるが)の考え方や、投資家マインドの重要性を補足、強調している内容だった。

世の中の働き方は、サラリーマンとして会社で働く従業員(employee)と、自営業等のスモールビジネスオーナー(small self business)、従業員500人以上のビッグビジネスのオーナー(big business)、プロの投資家(investor)の4つのクワドラントに分けられる。

その中でも、EとSのクワドラントに属する人たちは、自分の時間を切り売りしてお金を稼ぎ、貯金することこそ最善の方法だと考えている。米国では、その先に株や投資信託、債券、国債につぎ込み、そんな投資方法こそ分散投資で素晴らしいと思い込んでいる。

しかし、自分でコントロールできず、ひとたび大暴落が起きると全てを失ってしまうような投資の仕方では、ロバートが近年中に起こると予想している大暴落が起こると、多くの人は一気に貧困層に突き落とされてしまい、政府は自分たちを助けるべきだと騒ぎ出す。

そこで本当に必要な教育である、ファイナンスに関する教育を受けることで、学校では教えてもらえないようなお金の知識が身に付く。

例えば、日本でも一般的な考え方の主流である「身の丈に応じた生活をし、借金をしない生活を送る」という考え方ではなく、「借金はお金を産み出すひとつの方法であり、良い借金をすることで資産を増やしていく」ことに注目する必要がある、というもの。

借金には良い借金と悪い借金があり、多くの人が口にする「住宅ローンを組んでマイホームを買うと資産が増える」とか「マイカーも資産の一部だ」というお金が出ていくばかりの負債のことではなく、お金を生み出してくれる賃貸不動産やビジネスを所有するための借金こそ良い借金であり、お金持ちは借金を味方につけた資産形成を行っている。

ロバートは人々に、魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えることをモットーに、著書やゲームを開発し、ファイナンス教育を広めている。経済成長期に通用したような貯金や長期投資ではなく、現代の情勢や経済に対応できるお金の知識を身に付けておくことは、経済的な自由を手に入れるだけでなく、自立して生き残っていけるかにも関わる大切な知識だと思う。

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2017年11月05日

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金持ちが金持ちであり続ける考えたと姿勢とは何だろうか。本著では、金融教育とフィナンシャルIQを高め、常に学び続けることが重要だと主張し一貫して説く。
本著では、お金のために働くのではなく、“お金を働かせる”ことの重要性。すなわち、自分自身の時間を切り売りするのではなく、お金自体が生み出すキャッシュフローや仕組み作り(資産の購入と運用)を優先せよと主張する。これは、正しい。ただ、そのお金に動いて貰う場所を誤ると結局は資産が増えるどころか、マイナスになってしまう。本著では自分の頭で学習して、金融とは何かを知り、考え続けろと説く。それ以外には無いのだ。現代(2025)においてセミナーも時代遅れなって来ている。セミナーに何千円か何万円かをつぎ込むくらいなら、AIを最上位プランなり、都城プランなりをサブスクリプションで購入し、学習すればいい。セミナーで知り得る情報なんてたかが知れている。自分が最初に知って情報では無いということを知り、不用意な勧誘や誘導を避ける時間的資源を無駄にしないという投資という姿勢を持つだけでも充分に利益になる。
もちろんAIだけに頼ってばかりでもダメだ。情報を鵜呑みにせず、本でも学習して、自分の頭で考えることが重要だ。投資をする決断も責任も全部は自分自身だ。誰かが楽に稼げる儲け話をたかだかお金をいくら払おうが、それは聴き手側はカモであり、擦りすぎた情報を提供しているに過ぎない。それがどんな権威で実績があろうともだ。その投資がなんであれ、決断したのであれば、それは自己責任であり、それが何かのアウトな投資スキームであれ、それを見抜けるか見抜けないかを自分の目と頭で判断することが重要だ。何も最初から完璧である必要も無いし、極度に恐れる必要もない。投資とは基本的に待ちの姿勢だ。どんな投資であろうが、熟成は必要だ。金融知識や業界にも明るい必要がある。
投資とは一種のゲームだと私は思っている。別に金融商品でレバレッジを掛けることをしなくても充分に勝つことは可能だ。時間にレバレッジを掛け、学習の質にレバレッジを掛けて、最低でも借金が無いように日々努めると良いだろう。本著では借金を上手に活用する考え方を説くが、私は借金は極力無いほうがストレスフリーだと思う。法人であれどもだ。
本著は金持ちがどういう姿勢とどういう視点で活動していくかを説き、提案してくれる金融の教養本として良書と言えるだろう。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

金持ち父さんシリーズってめちゃくちゃ出てるのね
知らなかったけど

この本は応用編ということでしたが、
「めちゃくちゃ急いで書いた本」という印象でした
でも趣旨は伝わりました

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2022年06月09日

Posted by ブクログ


多くの人が税金とは
不公平なものだと信じている。  

税金は本来誰にでも公平だ。

本当に不公平なのは人々が
税金を理解するためのファイナンシャル教育が
行われていないことだ。


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2020年09月20日

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