あらすじ
マジシャンのテクニックを身につければ、相手に気づかれずに主導権を握り、思い通りに相手を動かすことができる!
相手をその気にさせ、盲点をついて主導権を握り、あっというまに自分のテリトリーに引き込む。もう、どんな相手も怖くない!
あなたは、マジックショーを観たことがありますか? マジックを観たことがあるのであれば、マジシャンの起こす不思議な現象に心を掴まれ、「なぜ?」「もっと知りたい!」といった気持ちになったことが、少なからずあるということでしょう。
マジシャンは、その場にいるお客さまを一瞬で役者に変えたり、お客さまから借りたものでマジックを披露したりと、お客さまには決して気づかれないように、言葉やジェスチャーで誘導し、あっというまにその場を驚きと感動の渦に巻き込んでいきます。
けれども、実は、マジックのタネとは、至ってシンプルにできています。マジシャン独特の思考とテクニックを用いて、観客の想像の向こう側を演出し、本気で演じて伝えるからこそ、相手を感動させるができるのです。
本書では、そのマジシャンのテクニックを用いて、自分の意図通りに相手の心を導くための技をお教えします。営業、商談、恋愛、就職活動、ふだんの会話などが驚くほどスムーズに進むようになるはずです。
あなたにもできる 5 つのマジックも掲載。この本を使ってできるマジックも載っています。
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Posted by ブクログ
実は正直に言うと、本書を読むまで著者のことを1ミリも知りませんでした。しかし、本を読み進めるうちに、妙な説得力と魅力があり、たちまち虜になりました。30を過ぎてから急にマジックに興味が出て日々少しずつ練習しているのですが、本書はマジックの考え方、それを日常生活にも活かす方法も書いてあり、お得な気分なりました。自分も叶えたい夢があり、それに一歩近づいた気がします。
Posted by ブクログ
≪目次≫
第1章 マジシャンに必要な8つの基本の技術
Ⅰ基本その1 思い通りに相手を動かす魔法の演出
Ⅱ基本その2 原因を探り当てる「逆算の法則」
Ⅲ基本その3 必ずゴールに誘導する「マジシャンズチョイス」
Ⅳ基本その4 その場完璧にコントロールする「リアライズマインド」
Ⅴ基本その5 失敗を成功に変える「巻き戻しの法則」
Ⅵ基本その6 自分のテリトリーに引き込む「興味づけと確認の法則」
Ⅶ基本その7 相手のパーソナルスペースを崩す「ラポールの法則」
Ⅷ基本その8 盲点をついて主導権を握る「ミスディレクション」
第2章 相手の情報を引き出す技術
Ⅰ 相手の心しだいで何ができるかが決まる
Ⅱ 第一印象から仮説を立てる「マインドリーディング」
Ⅲ 相手の懐に入る「アンダースタンドの法則」
Ⅳ 好感度をアップする「4W1Kの法則」
Ⅴ 相手を気持ちよくさせる「うなずきの法則」
Ⅵ 信用を勝ち取る「はへほの法則」
第3章 相手を一瞬で惹き付ける言葉なきテクニック
Ⅰ 相手の記憶に残る「信願の法則」
Ⅱ 一瞬で味方につける「間法の法則」
Ⅲ ジェスチャーで相手を正確に誘導する「マネっこの法則」
Ⅳ 相手によって位置を変える「ポジションの法則」
Ⅴ 安心感と一体感を演出する「スローモーションの法則」
Ⅵ 置き方で相手を誘導する「80%の法則」
第4章 相手の心を思い通りに動かす魔法の言葉
Ⅰ 前のめりにさせる「『そう言えば』の法則」
Ⅱ 絶対に否定されない「IFの法則」
Ⅲ 相手をその気にさせる「ミスコールの法則」
Ⅳ 必ず相手を説得できる「メタファーの法則」
Ⅴ 怖いくらい気持ちが伝わる「第三者の法則」
Ⅵ 価値を2倍にする「付加価値の法則」
Ⅶ 距離をぐっと縮める「タメ口の法則」
Ⅷ 3分で心が近づく「心のインターホン」
Ⅸ 自分のペースで話を進める「YESセットの法則」
Ⅹ 確実にクロージングできる「絶対ゴールの法則」
第5章 人の心を動かすマジシャンテクニック
Ⅰ 一流のマジシャンの目指し方
Ⅱ この本を使ってできるブックテストマジック
Ⅲ 連絡先を必ず聞き出すことふができるメロディマジック
おわりに 「純金から学ぶFOR YOU法則」
≪内容≫
メンタリストなどがブームの中、マジシャンでコミュニケーションコンサルタントの中辰哉の本。
各章、各項目のタイトルを入れておいたが、語り口が単なるマジシャン側でない分、わかりやすいし、実行に移し易いかもしれない。(すぐにはできないだろう。マジックと一緒で練習が必要。セリフもある程度書かれたとおりに語らないといけないし…。