あらすじ
世界のために、彼女は死ななくてはならない
東京を襲った平成大震災以降、超能力を持った子供が爆発的にたくさん生まれるようになった。ぼくは全くの無能力者だけど、幼なじみのはるかは強力。港区第二十二中学校のなかでも指折りのサイコキネシス使い。そしてかわいい。夏休み直前のある日、ぼくら2年5組は理科室で実験中。そのとき突然、窓ガラスを破って武装した男が飛び込んできた。マシンガンライフルを構えて言う。
「全員指示があるまで動くな」
学校は謎の武装集団に占拠された。やがて明らかになる彼らの正体と驚くべき暗殺計画───
第4回小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門優秀賞受賞の本作は、ゲスト査員竜騎士07先生も、審査していることを忘れてハマってしまったと激賞! 圧倒的な緊張感と息つく間もない展開のサスペンスアクション!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
理科の実験中,窓ガラスを割ってハリウッド映画で見るような重装備の兵士が飛び込んできた.
兵士は本物にしか見えない銃を構えて「全員動くな.」
男子生徒の1人が逆らって脱出を試みたら呆気なく射殺された….
超能力が一般化した近未来のサイキックサスペンス!
というわけで,読んだよ.
第4回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作!!
ねぇ,もしもわたしが
世界を滅ぼしちゃうとしたら,
どうする?
面白かった!
小学館ライトノベル大賞はなかなか良い作品を選出してくれるなぁ….
非常に好物である.
うまうま.
5点満点あげちゃう!
Posted by ブクログ
内容は物語として成立しており、普通に読めるレベル。一冊の本としてみると色々と酷い。
1.デビュー作なのに、あとがきも解説もない。小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞したことはあらすじからしか分からない。
2.イラストが物語を全く表していない。羽海野チカの絵柄で GANTZが描かれているようなもの。絵が下手だという訳ではない。ヒロインがまるっこく可愛らしく描かれているが、文章によると身長160cm代の美人。絵師の選択ミス。表紙はデザインセンス皆無。
3.題名になんのひねりもない。洋画の題をカタカナに直しただけのようなタイトル。
編集にセンスがあれば、もっと手に取られる本になったはず。あまり売れなかったのか、発売から一年経っても次作が出ていないし。
Posted by ブクログ
テロリスト達の行動が突っ込みどころありすぎる。あとで理由は語られるものの、テロリストの目的を考えると、やっている事は悪手としか思えない。
オチは結構好みだったかな。