【感想・ネタバレ】宇宙兄弟「制約主導」のチームワークで、仕事が面白くなる! チームの話のレビュー

あらすじ

【チームづくりの新常識】教えない、具体的に指示しない。あえて「制約」することでチームが動き出す!ムッタや人気キャラをリーダースタイル別に分類し徹底解説します。月面着陸や閉鎖空間など、『宇宙兄弟』のキャラや名シーンも多数掲載。

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Posted by ブクログ

宇宙兄弟ファンとして読みましたが、あまりおすすめはしないかな。書籍としては、チームビルディングに関する本で、良いチームを作るためには、4段階の発達段階があるというフレームワークの元にまとめられている。

第1ステージ:フォーミング(同調期)
第2ステージ:ストーミング(混沌期)
第3ステージ:ノーミング(調和期)
第4ステージ:トランスフォーミング(変態期)

内容的には、分かりやすいんだけど、ちょっと絵に描いた餅に感じる内容でした。

チームの輪を乱す人、1人だと良い人なのにグループに入るとタチが悪い人、発達障害、国籍が異なるなど、常に考え方、価値観が違うだけでなく、チーム内のメンバー同士でも問題があるなど、現実はもっともーっと混乱していると思います。

そんな環境の中で、もがいている人がほとんどの中、この本で論じている内容ってスタートの時点でめっちゃ安定感のあるチームなんです。課題はあるけれど、変なヤツに振り回されるとか、ケンカの仲裁とかはないんです。せいぜい指示待ち社員くらい。

そこからスタートして、最高のチームを目指すという内容なので、生々しい現実を体験している人からすると、ちょっとモヤっとしちゃうんじゃないかなぁ?

内容の中で、参考になったのは、最初(フォーミング期)はコミュニケーションの量を重視すべし!次(ストーミング期)にコミュニケーションの質を上げる方向に徐々にシフトすること。そして、人事異動など、ちょっとした変化でもチームは一番最初のフォーミング期に戻ってしまうということでした。

あと、宇宙兄弟が好きだったら、内容は別として、楽しめる内容なので、箸休め的な読書としてはおすすめです。

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2025年10月15日

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