【感想・ネタバレ】象を洗うのレビュー

あらすじ

実際、この頁を埋めることさえ僕にとっては大仕事である。毎月毎月、締切りの一週間も十日も前から、寝ても覚めても一本のエッセイのことを考えて苦悩を味わい、それでどうにかこうにか書き上げては乗り切っている。そんなふうだから別の仕事にまで手がまわらない。(本文より) 小説家であるゆえの喜び、悲哀、そして葛藤。淡々と過ぎゆく日常を描く名随筆。

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Posted by ブクログ

前作「ありのすさび」が好評だったようで、エッセイ第二作。良かったですね。
相変わらず淡々としていて面白い。また、あとがきにもちらほら見られるように、こういう飄々とした人を食った文体は結構敵を生みやすいようだ(笑)
俺は好きです。短編も読めます。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

佐藤正午のエッセー集。
佐藤正午の小説が好きだ。SFな「Y」や「ジャンプ」、「彼女について知ることのすべて」など、好きだ。
そしてエッセー。 エッセーだから他愛のないものも多い。連載してたものだろうから、むりくりお題を出してる感のものもある。
しかし、僕は佐藤正午の選ぶ言葉が好きなんだろうなぁ。なんかしっくりする。 それと、どのエッセーも結びの言葉が特にすとんとくる。僕には。

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2020年02月06日

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