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Posted by ブクログ
おもしろかった
なにやらおもしろいとは聞いていたススキノシリーズ。
映画もおもしろかったし、いつかは読もうと思っていたのだが、なかなか1から順にお目にかかる機会がなくどーしたもんかなーと思ったいたところ、これはそれ以前のストーリーとのことで、手にとる。
飲んでんなー
ひたすら飲んでんなー
酒漬けの日々、としかいいようがないが、
それでも家庭教師ができてるところが笑える。
飲んでー飲んでー、賭けてー飲んでー
そうやって探偵さんができあがったってとこですか。
老人追い出し問題の決着が意外な決着をみたとこが好き。
あと「ケラー」のマスターが断然魅力的。
こーゆー人のいる店でお酒飲んでみたいですなー。
っつってもバーというもの自体に縁もゆかりもないんだが、おいしいお酒とゆーものには興味あり。
先日カクテルの世界チャンピオンの番組やってましたが
あーゆーひとがつくるお酒とゆーのはホントにどんなもんなんだろーと思うね。
酒と女と暴力と金と、
うーん、いい意味でハードボイルド要素満点でおもしろいっす。
しかし、潜入捜査の女性2人がそろってまだいわゆる半端者の学生2人と関係をもったのはなんのため??
え?ホントに愛なわけ??
そこんのところがイマイチよくわかんなかった。
Posted by ブクログ
ススキノ便利屋シリーズの前章。
『探偵はバーにいる』の俺が大学生でだらだらと時を過ごしていた頃のお話。
友人高田に誘われ失楽園を原語で読む自主ゼミに出席、家庭教師のバイトが三件、それ以外はススキノで酒を飲み博打をして日銭を稼ぐ。
俺の性格は変わらないが、若い分やや鼻持ちならない。でも今でもそうか(笑)。
俺が一階に喫茶店モンデがある現在の住まいに引っ越す羽目になったところから物語が進みます。
もちろんお馴染みのケラーに毎日通いながら、ススキノで起こる騒動がどたばたと展開。
マドンナ役おフィリピンダンサー、ピンキーことフェ・マリーンとの恋も織り交ぜ、シリーズファンを楽しませる一冊でした!
あの人、この人!桐原や桜庭がこんなとこに~~!おーーー(感心)
Posted by ブクログ
ススキノ探偵シリーズの前日譚。学生の“俺”の物語。
“俺”は、学生の頃から白の麻スーツなんて着ていたのかと言う
話はさておき、ミツオが桐原のことだったり、サクラバが桜庭の
ことだったりと、その後の“俺”にまつわる人物たちが出てきています。
さすがに学生と言う事で、後の時代では数多く巻き込まれる
凄惨な事件には、まだ巻き込まれていません。
ただ、“俺”自身が、既にかなり危険な自体には巻き込まれていますが。
って言うか、“俺”って、学生の頃から碌でも無い生活をしていたのかと、
変なところでも、感心しました。
Posted by ブクログ
このシリーズは以前に既に何作か読んでいて
映画を観てから主人公や高田に親近感を一段と感じるようになりました。
そんなわけで、この作品は読みながらも、二人の顔がちらちらと浮かび、
すっかりイメージがついてしまいましたが、
それはそれで良い方向へ働いて(と思おう)
北大生の時代の二人のお話、楽しく読みました。
Posted by ブクログ
地元ネタ。というと、面白いかイタイか。読めるか読めないかってな感じなんだけど。わりかし「読める」ほうに分類される。
「俺」のようなヤカラは今も昔もススキノにはうようよしているし、なんちゅうか自己分裂してんじゃねぇのか?っちゅうぐらい、増殖もしてるが。
それでも、一昔前。なんだよな。あの辺・この辺とあたりつけて読めるのが地元ネタのいいとこ。
しかし、タクシーの運ちゃんが「景気悪くて・・・」うんぬんのくだりが、今もって同じこと言ってるぞぇw
Posted by ブクログ
しかし東直己は人気がないんだろうか。レビューを書いてる人のなんと少ないことか。ススキノ便利屋シリーズ。映画化が決まったから、その前日譚を書くことになったそうだ。俺も高田も桐原も桜庭もモンデも出てきて、おーと思った。全てが若いなーって感じ。若いけど、俺は何も変わってないというか。やっぱり映画の前に全部再読しよう。
2018.3.13
再読。やっぱススキノシリーズも尻すぼみというか、最初の頃の方が面白かったよな。まぁこれはサイドストーリー的な感じだからな。桐原が出てくるのは覚えてたけど、桜庭も出てたんだな。このころから相性が悪いというか、縁起の悪い相手だったんだな。交通事故で死にそうになるなんて。しかし高田はなんていい人なんだ。こんな俺に付き合ってくれるなんて。