あらすじ
病気にならない
「すごい」体のつくり方
“便移植” “がん休眠療法” “園芸療法”
今注目の「全人的統合医療」がわかる
がん、認知症、寝たきりは予防できる――。
その鍵は、人間に本来備わる自然治癒力を引き出し、老化や病を遠ざける〝統合医療〟にある。年のせいと諦めていた不調であっても、改善が期待できる新しい医療のかたちだ。
その可能性を追究し続け、東洋医学や民間療法までも実践と検証を重ねてきた外科医が、健康寿命を延ばす日常ケアを具体的に解説。たとえば、頭も体も使う園芸療法、誤嚥を防ぐ咀嚼トレーニング、心を整える瞑想法など、毎日の習慣に取り入れやすいものばかりだ。
最期まで自分の足で歩き、自宅で充実した日々を過ごしたい人、必読の一冊。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
癌をはじめ、心疾患、脳疾患さらに認知症なども生活習慣を見直す事で発症リスクを下げる事ができ、そのためのヒントを本書で詳しく記されている本で、参考にできる部分が沢山あった。
また東日本大震災では、未曾有の災害で既存の医療が上手く機能せず、その代わりとしてアロマや鍼灸など統合医療が被災者に有効だったことから、統合医療が注目されるようになり、予防医学としての役割も果たせるのではと注目を集めていることも分かる本だった。
そして、人間が持っている自然治癒力を高めていく意識を持つことが、病気や老化も予防する事ができると提案している。やっぱり、日常生活を大事にする事が大切だと感じた。