あらすじ
パンを焼いて食べたなら、そんだけでハッピー! ちょっと自然環境がシビアでテクノロジーは先進的な異世界で、主人公・ノラが先祖から受け継ぐことになったのは、東方の島国のヌカドコから派生したパン種。それは彼女の遠い遠いご先祖様が海を越えてこの地に持ち込んだ、門外不出(?)の秘宝。多種多様な人種・民族が暮らすこのカオスチックな世界で、自分のルーツをやさしく教えてくれるのは、おいしい!と感じたパンの味。ひっろい世界でおいしいパンに出会えるなんて、もうそれだけで奇跡!
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Posted by ブクログ
異常気象で海面上昇した世界。
ヨーロッパ風の街でシェアハウスに住むノラは
母の作ったパンの味を再現したいと思っている。
そんなある日、父がくれた遺品の壺は
「ヌカドコ」由来のパン種だった。
シェアハウスには自然食品に
拒否反応を示す住人もいたりして
ノラもいろいろ試行錯誤の生活。
あれ? なんかSF的な監視装置が
彼女たちの街を見張ってたりするの?
さらっと描かれているけれど
これからどう物語に関わってくるのかな。