【感想・ネタバレ】不条理な世の中を、僕はこうして生きてきた。(大和出版) 知っているようで知らない「古典教養の知恵」のレビュー

あらすじ

「なぜ僕はこんなことをしているのだろう? こんな毎日が死ぬまで続くのだろうか?」希望の会社に入社したものの、自分を犠牲にして働くこと、何よりお金が優先されること、頑張っても報われないこと……、すべて不条理に感じた。そんな僕を成長させてくれたのは「偉人たちの言葉」だった――! 例えば、 ・思い描いていた毎日と違った→『ゴリオ爺さん』を思い出し、「世界は自分用にできていない」という現実を受け入れた ・「ニッチな仕事で稼ぐなんて無理だろう」と、風当たりを強く感じた→「ないからこそ、やる価値がある」とニーチェが力をくれた ・「好きなことより稼ぐことが大事」という考え方に懐疑的だった→『バガヴァッド・ギータ―』の一説で「やりたいことをやって利益も得る」と決めた その他、スピノザ、シェイクスピア、カント……人生の格言が満載。あなたも、友達に相談するより、SNSに吐き出すより、「偉人たちの言葉」に頼ってみませんか?

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Posted by ブクログ


広告会社の営業マンだった著者が、出社拒否、売上獲得、独立など、
様々な局面で古典の名言が背中を教えくれた体験を語ることで、
古典の有効性、有益性を読者に伝える、
という本。

確かに先人の言葉は役に立つ。
勇気を貰える。

著者の体験、独立の下りは、確かにそうだろうな。
シェークスピア「ハムレット」のあの有名なセリフ、
to be or not to be,that is a question.
この新約(小田島雄志さん)
「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」
を読んで目から鱗、ぴんと来て、退職、独立を決意した、
ってくだりは、かっこいい。

古典、、、本として出版されたものは、
歴史が古かれ浅かれすべて過去、ある意味すべて古典と言えなくもない。
既に死んでいるか生きているかは別として、先人の知恵だ。

これを己の生活に、これからの生き方に、生かさない手はない。
これからも読める限り本は読んでいこう。
そして、願わくば、あとに続く人たちに、
ちょっとでもいいから影響を与えられるような、
文章が書けるといいな。


はじめに  今こそ、古典教養を学んでみませんか?

プロローグ 教養は、人生を切り拓く武器になる
不条理にぶつかったとき、僕はこうして乗り越えてきた

第1章 「この世界は自分用ではない」から、完全も不完全もない
――文学への扉 『ゴリオ爺さん』

第2章 「怠惰な生活」では気づけないことがある
――文学への扉 『罪と罰』

第3章 「自由な意志は存在しない」から、後悔なんて無駄なこと
――哲学への扉 スピノザ「自由意志」

第4章 ときには、「自分が主人公」になることも必要
――文学への扉 『ドン・キホーテ』

第5章 自分用にできていないからこそ、世界は素晴らしい
――哲学への扉 ヘーゲル「アウフヘーベン」

第6章 世界は不条理なのだから、仕方ない
――宗教への扉 旧約聖書『ヨブ記』

第7章 欲望のままに生きるのは、自由なのか
――哲学への扉 カント「自律」

第8章 このままでもいい、だけど「新しい世界」がある
――文学への扉 『ハムレット』

第9章 善悪なんて、自分で決めてしまえばいい
――哲学への扉 ニーチェ「貴族と奴隷」

第10章 「この世界で生きていく」という覚悟を持つ
――宗教への扉 『バガヴァッド・ギーター』

おわりに  「古典教養」という巨人が、人生の強い味方になる

0
2025年12月10日

Posted by ブクログ

著者の例が刺さらなかった。ニーチェやカントなどはなるほどと思えることを言ってくれているが、著者の経験があまりパッとしなくてなるほどと思わない。

0
2025年10月16日

Posted by ブクログ

古典文学に興味はあるものの、敷居が高く手を出せないでいた。そのとっかかりになると思い読み始めたが、思ったよりも浅く、古典を読む必要はないと感じてしまった。

0
2025年09月18日

Posted by ブクログ

不条理の世の中を、、、というタイトル、そりゃあそうだがと、気になってポチリ。
著者は哲学・文学・思想の本が好きで、学生時代から数百冊!を読み漁ったといい、なんと教養を学ぶサービス「古典教養大学」をオープン(現在は全面オンラインに移行)させたとある。
実際ちょっと読んでみると、これから不条理を生き抜くべき若者向けの教養入門書的な軽めのタッチ。
自分の実体験に基づいて、古典教養のテーマをひとつずつ、わかりやすく紐解いてある。
本来教養とは身に着いたものを言うのであって、今更手遅れの感は否めないが、何とか手軽に教養擬きを持ってる振りはできないかと思う自分には、好適書となるのではなかろうか。
・「この世界は自分用ではない」から、完全も不完全もない―文学への扉『ゴリオ爺さん』
・「怠惰な生活」では気づけないことがある―文学への扉『罪と罰』
・「自由な意志は存在しない」から、後悔なんて無駄なこと―哲学への扉 スピノザ「自由意志」
・ときには、「自分が主人公」になることも必要―文学への扉『ドン・キホーテ』
・自分用にできていないからこそ、世界は素晴らしい―哲学への扉 ヘーゲル「アウフヘーベン」
・世界は不条理なのだから、仕方ない―宗教への扉 旧約聖書『ヨブ記』
・欲望のままに生きるのは、自由なのか―哲学への扉 カント「自律」
・このままでもいい、だけど「新しい世界」がある―文学への扉『ハムレット』
・善悪なんて、自分で決めてしまえばいい―哲学への扉 ニーチェ「貴族と奴隷」
・「この世界で生きていく」という覚悟を持つ―宗教への扉『バガヴァッド・ギーター』
・・・この安直さが教養がないことの証左でもあるが、何だか少し教養が身に着いた気になってきたぞw

0
2025年09月02日

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