あらすじ
1940年代からアメリカ国内で度重なる核実験が行われ、核施設の風下住民は慢性的に放射性物質に曝され続けていたが、40年以上この公害は調査されず、政府に巧みに隠ぺいされてきた。
本書は核被害で障害や重病に苦しむ無辜の人々の悲しみと怒りの記録である。
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Posted by ブクログ
ワシントン州ハンフォードにある核兵器使用施設から流出した放射線に被爆した人々の証言が克明に記されている。
連邦政府がモルモン教徒や退役軍人、農家の人々を被爆のモルモットにしていた衝撃的な内容だった。
痛ましい記録ではあるが、ネバダ州の核実験やハンフォード核兵器使用施設の放射線流出がどのような経緯で行われたか、連邦政府側の情報が不足している。
証言の中には、広島長崎の原爆投下は何百万人もの命を救う仕方のない所業だが、連邦政府によるアメリカ国民への核実験は人体実験として許せないといった証言があった。
このようなマインドでなければ自我が保てないのだと思う。