【感想・ネタバレ】天才パティシエと鳶職人 上【電子限定かきおろし付】のレビュー

見ル原ひとり

「“もも”って呼びたい。…だめ？」

絶世のイケメンパティシエの千暁は、ケーキ作りの腕は超一流。
だけどいつも無表情で、コミュニケーションは大のニガテ。
「…できないほうが悪い」
思ったことをそのまま言ってしまう性格で、同僚やお客さんと揉めてばかり。

そんなある日、千暁はひょんなことから女性鳶職人のももと出会う。
小さいけれど太陽のように明るくて、包容力バツグンなもも。
お菓子を通した交流が、何事にも無気力な千暁を変えていき――。

☆登場するお菓子のレシピ付き☆
糖度200％♪ 甘くてぴゅあなハートフルコメディ！
電子限定描き下ろしマンガ1Pつき★

[ブクログ · ★★★☆☆]

鳶職人のモモは
低血糖で具合の悪くなった同僚を
パティシエの千暁に助けてもらったことで
彼と彼の作るケーキに興味を持つ。
千暁は完璧に美しいお菓子を作れるが
仕事として作っているだけで
人づきあいが苦手で
そこに情熱があるわけではないらしいが…。

実は建築士になりたくて頑張っているモモ。
お菓子は人を幸せにする！と
千暁とお菓子の家コンテストに挑戦し
その姿を見て、千暁も少しずつ
ケーキのおいしさが技術だけではないと
思ってくるところが王道でいいね！