【感想・ネタバレ】フラれたはずなのに押しかけられて同居はじめました。のレビュー

あらすじ

俺は覚えている。あの時のお前の声も、表情も、何もかも

イケメン料理人(むっつり)×デザイナー(そそっかしい)
12年越しの両片想い……どう実る?

空き巣と戦い足を骨折したフリーのグラフィックデザイナー・慧人のもとに、自分を振ったはずの同級生・瀬尾洸史郎が十二年と四ヶ月ぶりに現れた。プロの料理人になったという洸史郎は「お前の足が治るまで、俺が毎日飯を作って食わせてやる」と強引に同居を迫ってくる。甲斐甲斐しく料理を振る舞い、果ては風呂の手伝いまで(未遂)。なんかの罰ゲームか?――あの頃の面影を色濃く残しながらも、その横顔は色香を纏った大人の男のそれで。苦い過去と不純な願望が入り交じる中、同居を了承してしまった慧人だけれど…?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

こじらせてしまっていた2人!

怪我をした慧人の元に現れた同級生でかつて自分を振った(であろう) 洸史郎が現れて怪我が治るまで面倒をみるとほぼ強引に同居へ持ち込まれてまだ洸史郎が好きな気持ちがある事に気付いて切なくなるのが辛かった。
それでも洸史郎の作る料理に癒されて行く慧人、可愛かった。
途中途中で過去の2人が描かれていて2人はお互いに好きなんだろうなと読み手はわかるのだけれど本人達は中々一歩進むこととが出来ず、洸史郎からの自宅への誘いに向かった先での慧人が見てしまった光景で慧人が振られたのだと傷付いた原因がわかり涙がじわりと。
慧人が振られた原因となった人物、海瑠が現れて慧人の心が乱れていきすれ違いも起きて慧人が洸史郎にキレてしまった時にどうなるかとハラハラでしたがお互いに今までの事を話してそれぞれが「振られた」と思っていたのがわかり誤解も解けて「好き」だと伝え合えて恋人になれて本当に良かったです。
ラストでの洸史郎の慧人しか見えていない所、慧人以外は気づいていたというオチ?面白かったです。
12年を無駄に過ごしてしまったけれどこの先まだまだ長く、これからはずっと一緒に生きていけるから良かったねと。

特典ペーパーでは「もうなんなのこのベタ惚れバカップル!」最高でした。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

【あの時のお前の声も、表情も、濡れた髪も、雨の音も、全部ここに大切にしまってある(洸史郎)】

エロス度★★★

おやおや。フラれたはずの元同級生と再会して押しかけられて同居がスタートしてしまうのがかわいいですね(I)。

洸史郎と慧人が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

過去の回想から判明しますがこの2人・・・・・・実は両想いだったのに勘違いが原因で12年間も両片想いのまますれ違っています。

お互いの事を意識して好きの気持ちが丸見えなのにもだもだな距離感でいる焦ったさや洸史郎のムッツリ・独占欲・オカンっぷり、慧人が洸史郎に向ける恋心・劣情の切なさがツボる。

濡れ場での朝川先生の挿絵がめっっっちゃえっちです。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こじらせ鈍感×こじらせ鈍感 両片思い

「フラレた」状況が説明されるの遅くてモヤモヤしました。
そして案の定明確な「フラレた」じゃない、うん、そんな気はしてた(作者さん的に)。
せっかくタイトルにもなってるんだから、もっと行き違いとか意地っ張りとかでの明確な「フラれ」がほしかったなー。
でも受一直線の残念攻はよかったです。

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2025年06月29日

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