【感想・ネタバレ】青春サイバーアクション漫才ハードボイルドコメディな転校生のレビュー

リタ・ジェイ / とばり

ホリプロの若手お笑い芸人リタ・ジェイがつづる、爆笑サイバーパンク小説！高校1年生の南田是也（みなみだ・これや）は「お笑い芸人になってテレビに出たい」という夢はあるものの、クラスでの立ち位置は正直微妙。コンビを組んでくれる相方はいない。唯一の友達である引っ込み思案なお笑いオタク、木下に漫談などを見せては酷評される日々。そんな中、一人の美少女・鋼屋（はがねや）りんが転校してくる。一目で心を奪われた南田だったが、自分には遠い存在……そう思っていた。しかしある日、日直でりんと少し会話をしたところ、「私の腕は鋼鉄でできている」「両親のかたきを討ちたい」などというりんとのかみ合わない会話が、お笑いのネタのように感じてくる。それを耳にした木下も絶賛。「お笑いセンスのある美少女と組めば売れるかも――！」南田とりんは、それぞれの思惑を胸に、お笑い芸人への道を歩み始める！

[ブクログ · ★★★★☆]

1冊のみ。
お笑い芸人もやっている著者による、お笑いへの愛ある作品。
鋼屋りんの天然ボケが、可愛い。

[ブクログ · ★★★★☆]

　高校生男子がサイボーグの女の子と漫才をして悪の組織と戦う話。
　胸にツッコミを入れると女の子の能力が開放されるという設定が変わっていて目を引いた。作者がお笑い芸人ということもあってか、漫才のシーンもボケ・ツッコミの会話を省略せずきちんと書いてあり、それでいて説得力があるため、他のラノベにない魅力的なオリジナリティがあるなと感じた。次回作も出る……のかな？ 楽しみ。あと私的に挿絵も好き。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「文章で笑いをとる」という事を目的とした場合、あくまでも物語の中だけで生じる笑いを書く方法と、その枠組みを取っ払って文章そのものを自在に操って笑いをとる方法の二つがあると思う。
この作品は前者に該当して、恐らく後者の方が難しい。個人的には両方ともやってみたいよね。

なんだこの内容に全く触れてない感想。