あらすじ
ユニクロの「LifeWear」や、スターバックスの「サードプレイス」など。名コンセプトには人を導く力があります。選択肢の多い現代、自分だけのコンセプトを持つことが、進むべき方向ややるべきことを知るための強力な後押しになります。 【目次】第1章 社会から浮くということ/第2章 コンセプトの本質/第3章 夢もいいけどコンセプトもね/第4章 まずはモヤモヤを整理しようブモヤモヤ/第5章 モヤモヤをコンセプトに落とし込む方法/第6章 コンセプトは借りてもいい/第7章 コンセプトは軽やかに、しなやかに
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
夢も大事だけど、夢を持つことは結構大変だし、場合によってはデメリットになることもある。代わりにコンセプトを持っていれば自分をブラさなくても良い、というお話しでした。また、著者の家族愛にも溢れていてとても良いお話しでした。
Posted by ブクログ
夢とコンセプトの対比や、
視点の鮮やかな切り替えなど
考えさせられることが
多い本。
障害のあるお子さんのエピソードなど、社会のあり方のヒントにもなる。
Posted by ブクログ
いい本だった。ちょうど田村さんの『独自性のつくり方』を合わせて読んでいたので、これをより簡単にしたのが「コンセプト」なんだろうなあと思いながら読んでいて感じた。
本書ではコンセプトが様々な「モヤモヤ」から生み出せると書いてある。自分はイベントを何回か主催していたけど、そこで感じた「イベントの源泉となる思い」が、まさに「モヤモヤとコンセプト」の関係性だったとこの本を読んで考えられた。自分が考えていたことが言語化され、さらにその意義を改めて意識・実践したいと思うyぅになったという意味で読んでよかったと思う。
Posted by ブクログ
ビジネスにおけるコンセプトとは、一貫して他の存在から浮き続けるための芯
美しいコンセプトの共通点は、圧倒的に機能していること。スタバのサードプレイス、ユニクロのLifeWear、無印のしるしのない良品など。
コンセプトの意義は迷わないため、ブレないため、勇気をもらうため。
夢はひとつ、コンセプトは複数。
夢は…
向かってく場所
登る山
ゼロをプラスに
思いついた瞬間に完成する
ひとつ
コンセプトは…
立ち戻れる場所
登り方
マイナスをプラスに
徐々に磨き上げる
複数持てる
人生の迷いを解決する
コンセプトを決めるには
1 もやもやを捕まえる (最重要!ぼんやりしながらもやもやした原因を反芻、反省する)
2 もやもやを分類する
3 コンセプトの方向性を決める
4 コンセプトを言葉に落とし込む
Posted by ブクログ
夢を持つのは難しいかもしれないけれど、どんなふうに生きたいかの指針があると心が軽くなる。
先行き見えない時代、登るべき山を決めて絶対コレだ!と執着するよりは、とりあえず目の前の道を進んでみるのもいいんじゃない?
と、どこか肩の力が抜けるような本。
周囲から浮いている点、モヤモヤすることを大事に。
コンセプトを作るぞー!と意気込むのもいいけれど、モヤモヤを探しながら人生の冒険、探索をするのも楽しいよと言われている気分になりました。
Posted by ブクログ
夢は到達点、コンセプトは立ち戻れる場所がとても印象に残った。
コンセプトを持つことで、夢がなくても、自信をもって前に進むことができる。
新しい考え方が得られて、自分が一つ成長できたと思う。
Posted by ブクログ
人生に軸を持ちたい人に、「夢」とは明確に区別した「コンセプト」の設定を提案する書籍。
著者自身の人生・仕事を例にコンセプトの意義、作り方を解説してくれます。数は少ないが有名企業こコンセプト分析もあり、面白いです。
コンセプト自体の考え方も勿論参考になりましたが、個人的にはポジティブシンキングな本が多い中、モヤモヤを記録して次に繋げる考え方に特に共感できました。
Posted by ブクログ
日々過ごす中で芯がない、迷ったときの拠り所がないなとうっすら感じていたので、タイトルに惹かれ購入。
「モヤモヤをコンセプトに昇華することができる」という言葉は、日頃からモヤモヤを感じてしまいがちの自分にとって支えとなる言葉になった。
Posted by ブクログ
自分の言葉で作ったコンセプトを持っておくことで道に戻ってこられる。
伝えたいことはよく理解できたしためになることもあったけど、同じ筆者のビジネスでの例えばかりで若干営業を感じてしまい途中キツく感じてしまった…
Posted by ブクログ
夢を持つということは難しく、困った経験のある人は少なくないのではないでしょうか。
私も夢を持てずに悩んでいるタイミングでこの本を知り、読み始めました。
社会の常識や物差しに囚われず、「浮く」ことを恐れないという大切さを語りかけてくれます。
その勇気を持つために拠り所となる道であるコンセプトを持つことで、自分の本当に進みたい人生を歩むことができます。そのために日々自分の中に浮かんでくるモヤモヤを捕まえ、整理して自分の言葉に落とし込むことで自分なりのコンセプトを作るのです。
夢が無くても自分を貫く考え方や道は見つけることができるし、それが夢にも繋がる可能性がある。
夢が無くて悩んでいる方のちょっとした助けにもなる、そんな内容となっています。
Posted by ブクログ
言ってることは面白いとこもある。夢もいいけど、コンセプトをもつ。
何度も同じことを言い続けてるページが多すぎて1/3ぐらいで内容終われそうとは思ってしまったが
Posted by ブクログ
本書でいうコンセプトは、人生のモヤモヤすることなどに対応するための自分なりの考え方や秩序みたいなものを言う。
企業でいう理念みたいなものかな。目的地ではなく、生きるための道である。
それは1個でもいいし、100個以上あってもいいらしい。
さすがに100個は覚えておくことが困難だと思うけど、いくつかは自分の芯を作るものとして持っておいてもいいかもしれない。
ここ1年ぐらいでそういう自分の芯になる理念を考えていた。最初は既存の名言や四字熟語とかから探していたけど、しっくりくるものがなく、それもあって本書を手に取ったのかも。
ちなみに、今の自分のコンセプトは
・余裕を持って次に進む
・生き方で迷った時はかっこいいほうを選ぶ
のふたつ。もっとコンパクトにできたらいいんだろうけど、今のところはこれ。本書を読む前から考えてたものなので、モヤモヤしたことが出てきたらまた考えてみようと思う。
Posted by ブクログ
夢を持ちづらい世の中、現代人は、コンセプトを設定すると、生きやすくなる。
夢を持てない自分にとって良い提案だった。
自由とは自分に由ること。
流されずに自分の感じるもやもやを見逃さず、じっくり観察して、言語化することでコンセプトに消化することが大切。
時に現代ある言葉に捉われず、言葉を発明しよう。
設定したコンセプトがどのように人生寄り添うのか(意識、運用、推敲)していくのかという所は、筆者の具体例も含めてふわっとしていたように感じた。
Posted by ブクログ
モヤモヤから自分のコンセプトを作ることができる。それは行動の指針・拠り所・立ち帰る場所になる。どうしても行動や決断にはブレが生じがちだが、コンセプトとして言葉にしておくことでそれを避けることができそう。ノープットの時間を設けてモヤモヤと向き合う。