あらすじ
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「ぽっつん ととと……」と、雨が降っています。でも、あーちゃんは雨が大嫌い。つまらないなとすねていたところ、外でへんな声がきこえました。「ぽっつん とととは あめの おと……、けほっ」「つまらなかったら、ぼくんちに いらっしゃい!」それは、かえるくんでした。「あめの ひは、たのしい ことが、いーっぱい!」これをきいたあーちゃんは、かえるくんの家に遊びに行くことにしました。ねこのミーミも、ぶたのぬいぐるみのグータンも、おもちゃばこにいた、さるも、うさぎも……、全員でお出かけです。「ぽっつん とととは あめの おと」と、みんな楽しそうに歌いながら歩きました。かえるくんの家では、かえるくんのお母さんが料理をつくって大歓迎。森の仲間たちも加わり、ワイワイと盛り上がってしばらくたった頃でした。あーちゃんは、外の様子の変化に気づき、「あっ!」…… 陰影の美しい絵とともに読む、心がスーッと晴れるファンタジー絵本。
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Posted by ブクログ
わたしにとっては、これぞ“THE絵本!”の王道ストーリー。
退屈な雨の日。
かえるさんたちがパーティに招待してくれるかも、、?演奏してくれるかも、、?
雨の日限定のワクワクが詰まった絵本。
かえるさんたちのはしゃぐ姿を想像すると、雨の日がちょっぴりいい日になりそうです。
Posted by ブクログ
雨の日はつまらないと言う、あーちゃんに。かえるさん達の雨の日のパーティーにご招待。繊細なタッチの絵が綺麗で楽しい雰囲気が伝わってくる絵本です。
Posted by ブクログ
始まりの、あーちゃんのなんとも言えない表情が、思いの全てを表しているのかもしれない(岡田千晶さんの感情表現の上手さ)。
雨の日は雨の日の良さもあるが、ここでは梅雨のような、雨ばかりの日々で退屈すぎて、もう動かずにはいられない、そんなお子さんへの読み聞かせに良い一冊だと思います。
大人が読むと、序盤から、あまりにも意外な展開に戸惑うかもしれないが、雨をきっかけとして、楽しい夢の世界がやって来るかもしれない、その期待の高まりは、お子さんにとって、わくわくする要素だと思いますし(動物たちも可愛い)、親子で思わず、一緒に口ずさんでしまうような歌があるのも効果的だと思います。
ただ読み終わった瞬間、いきなり、かえるさんに会いに、雨の中に飛び出していくお子さんも、いるかもしれないので、ご注意を(そんなことはないか)。