あらすじ
どこにでもいる、ごく普通の女子高生だった。昨日までは──異世界で、緋宮と呼ばれる女神的な存在に祭り上げられた知夏。だけど身元不明で威厳ゼロの知夏を神巫たちは認めない。緋宮を護る緋剣たち、慇懃無礼な冷徹青年・朝火と、癒し系美女・佐基の力を借りて神事を行おうとするが、知夏を待っていたのは汚された無人の祭道だった!?「俺の『緋宮』がただ泣きわめくだけの無能など、許せるか」スパルタ緋剣登場の第二の試練!!
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Posted by ブクログ
今回は、知夏に同調すると辛いシーンが多かった。
でもやっぱり、キャラは魅力的で、ひきこまれる。
身分制度や国の構造など、
現代の私たちとは全く違うし、
理解するのに時間はかかるが、
知夏と共に仕組みを分かっていくのは、面白い。
それにしても、なにげに知夏は頭がいいな。
少しずつでも、儀式までにその仕組みを覚えてしまうんだから。
Posted by ブクログ
相変わらず、一人称はすごく読みづらいのだが……。
話としてはとても面白いので、このまま続いていって欲しい。しかし、ビーンズで展開するには重い話なのではないかね、と思わなくもない。十二国記の初期ほどではないけれど、異世界トリップでドリーム展開を夢見る乙女には向いていないという印象。
まあ、普通、異世界にトリップしたらこうなるよね、と思う。
意外な人物が敵に回ったりするので、今後も侮れないかも。
Posted by ブクログ
2巻目。
登場人物が多いので、ちょっと誰だっけ?って登場人物紹介に何度か戻りましたけど、名前しかないので、記憶が微妙。
前半は、珍しく途中で眠くなって寝ちゃいました。
相変わらずな話し方と猪突猛進系の知夏でしたが、この巻でもその本領を発揮してます。椰真ちゃんや佐基が止めてるのにきかないで突っ張り続けて、最後には佐基を失っちゃいました。
朝日さんも知夏に対する態度が微妙だなって思っていたら、「緋宮」を愛する人で、「緋宮」らしさを常に知夏に突きつけてます。コワイ。
滸楽の王もあっさり人型で出て来て、彼にそっくりな帝も動きが怪しいし、この先どうなっちゃうんだろうってところです。
あと、大事な胡汀ですけど、この巻はちょっと影が薄かったかなぁ。知夏に対しては、かなり好きっていう気持ちが増えてきてはいますけど、直接の接触は少なくなってます。寝る前の手首にキスしてるところとか、いっちゃん最後の知夏の夜這い?のところは、ちょいニヤなんですけどね。