【感想・ネタバレ】生きづらさの民俗学――日常の中の差別・排除を捉えるのレビュー

あらすじ

柳田國男の問い「何故に農民は貧なりや」から始まった自己内省の学は、今日あらたに問いをたてなおし、とにもかくにも〈しんどい〉現代社会への探求の扉をふたたび開く。

「何故我々は生きづらいのか?」


本書は、民俗学に初めて触れる読者を想定した「入門書」である。
わたしたちの社会のいたるところにみられる差別や排除、「生きづらさ」というテーマを民俗学はどう考えることができるか、そしてそこに立ちあらわれる民俗学とは何か。

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